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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは…
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2024年4月の記事一覧

コミュニティカフェ

東京神田にある楽々テラスでコミュニティランチを作っています。 儲かることはないけど続けていて何を得ているのでしょうか。 それは繋がりです。繋がりって美味しいの?^^ この連休、まずは4/26、仕入れた野菜を販売用に袋詰め作業のためにカフェに向かいました。カフェでは別のチームが会を開いていて野菜にも関心を向けていただきました。野菜は洞爺佐々木ファームから送っていただいたもので、アイスシェルターで冬越ししているので、じゃがいも(とうや)、人参がとっても甘くなっている自慢の野菜

「たびのくま」の想い

「たびのくま」代表の増本眞美さんとは、「楽々テラス」さんでお料理されている時に知り合いました。後日あらためてお会いし、人と人を繋げる活動や、そこにある想いをお聞きしてきました。ぜひ読んでみてください。 大野:いつもお料理をされている姿をお見かけしていたから、てっきり料理研究家の方かなと思っていました。イベンターなんですね。 眞美:さすらいのイベンターです(笑) 料理は、eumo加盟店でもある「佐々木ファーム」のお野菜や、「ゆいのたまごハコニワファーム」の卵などを、多くの方

山の学び舎と海の旅路と徒歩の倉庫街

関与している団体の関係で、神山まるごと高専を視察することになった。 大手企業11社から10億円ずつ集めてファンドにして、運用益で奨学金を給付するため学生は無償で学べるという画期的な仕組みの高専。学ぶ内容も、テクノロジーとデザインと起業家精神を3本柱とした全寮制、徳島県神山町という山の中で5年間学べる、うらやましい学校である。開校して今年2期目、先週入学式が行われたとのこと。 学校内にいる学生たちからは、「晴れてて暑いから、川に行こう」なんてい会話が聞こえてきて、正直出掛ける場

音楽と再会させてくれた歌の話

例年より遅れて開花した桜。 咲き始めると、あっという間に満開になっちゃいますね。 満開の桜を見上げながら、脳内では森山直太朗さんの「さくら(独唱)」(以降さくら)が、今年もヘビーローテーションされています。 さくらがリリースされたのは2003年3月5日。 もう20年以上が経過している。 その頃の私はと言えば。 日本で音楽を能動的に聴かない日々を送っていました。 日本帰国前はアメリカの小さな大学で良き師に出逢え、楽しく音楽を学んでいました。 楽し過ぎて留学前には考えも

発酵道

発酵道      寺田啓佐     2007年 見えないものをイメージすることは、関心が無かったらできないことです。 昼間も夜と同じく空に星は輝いています。明るいから見えないだけです。 皮膚や口の中など身体のあちこちに常在菌がいて健康が保たれています。 発酵と腐敗は菌のバランスの違いであり、つまり、発酵すると腐らない。 地球は46億年続いていて、38億年前くらいには生物とよべるものが生まれていた。最初は単細胞生物であり、最初の多細胞生物は10億年前に誕生したとされている。

境界の現象学

境界の現象学  河野哲也  2017年 また、面白い本に出会いました。 境界とそれを超える経験について哲学的に考察する内容です。 今の社会の行き詰った感じを変えることと、人と自然との関係を今とは違ったものにすることには共通点があるように思いました。 その境界の向こうでは、もっと生き生きと生きられるように思います。 猟をする自己と狩猟的志向性 狩猟者は、人びととの関係性を離れ、異種の動物と始原的生活の中で交感する。狩猟者は獲物を模倣し、獲物と命を交換する。狩りとはひとつしか