たびのくま

旅する私。伝える私。

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マガジン

  • EMSi Fellow Community Magazine

    • 373本

    EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは、EMS(Essential Management School)本質行動学基礎原理コースなどの修了生のCommunityです。 多様な人、多様な考え、多様な日々、多様なビジネス、多様なアートが雑多に、ごった煮していく、本質追求マガジンです。

  • 共感コミュニティ通貨eumo

    • 94本

    共感資本社会を目指すeumoに関する記事を載せています。共同で作成しているマガジンです。

  • REGENERATIVE LEADERSHIP

  • 生きづらさ・生きやすさ

    自分をメタ認知することで生きづらさが生きやすさに変わります

  • コネクティブ リーダーシップ

    ジーン・リップマン博士のzoom講義をまとめました

最近の記事

宝物の言葉

「祈り」という詩が好きです 『子どもたちの遺書』という詩集が好きです その中から「ありがとう」 空 ありがとう 今日も私の上にいてくれて 曇っていても分かるよ 宇宙へ青くひろがっているのが 花 ありがとう 今日も咲いていてくれて 明日は散ってしまうかもしれない でも匂いも色ももう私の一部 お母さん ありがとう 私を生んでくれて 口に出すのは照れくさいから 一度っきりしか言わないけれど でも誰だろう 何だろう 私に私をくれたのは? 限りない世界に向かって私は呟く 私

    • セロ弾きのゴーシュ

      宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を読みました。 図書館で偶然、中村哲氏の『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」』を見つけて、中村哲氏がなぜそう感じたかが興味深かったからです。 オーケストラで上手く引けていなかったセロ弾きのゴーシュ。家で練習するたび、毎晩、それぞれの期待を持った訪問者があり、頼まれた曲を弾くためオーケストラの曲は練習できていない。そんな1週間か十日を過ごした後、本番を迎えたゴーシュの演奏は格段に変わっていて、アンコールソロまで任されお客様や団員を感動させた、という

      • ビジョンプロセシング

        『ビジョンプロセシング』 中土井僚 2024 ビジョンプロセッシングは著者の造語です。 「いかなる環境・状況であろうとも、自分自身や周囲の主体性と創造性の解放を可能にする姿勢と手法」を示しています。 自然のあり方が表現されているようで、とっても納得できました。 波乗り型プランニングは、まさに自然がやっている事だと思います。 自然は「目に見えない領域」を察知していると思うし、人も出来ていたこともあったように思います。今は封印しているのかもしれないです。 ビジョンプロセッシン

        • 東京ノーコードランド

          CYBOUZU DAYS 2024の1日目に参加しました。 京浜幕張から幕張メッセに流れる人々と共に歩いていたら、チームワークあふれる社会が増えてきた感じがして嬉しかったです。 青野さんの「チームワークあふれる社会を創りたい」思いが形になって多くの企業が参加しています。いつもゲラゲラ笑いたい笑わせたい青野さんらしい、演奏有り踊り有りのオープニングには会場の真面目な?企業の方々が引き気味だったのも面白かったです。 ノーコードランドは、コード書きしなくても、チームの業務から、

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        記事

          アニマルウェルフェア

          英国王立動物虐待防止協会 (The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals, RSPCA) の国際部長 Paul Littlefair氏の講演をお聴きしました。RSPCAは、動物福祉を推進するイギリスの非営利団体。1824年に設立された世界最大かつ最古の動物福祉団体で、現在は1500名以上のスタッフが働いています。 インスペクター(虐待査察官)は制服を着用し、全ての国民に知られている存在です。不適切に飼育さ

          アニマルウェルフェア

          萃点のことば展

          「萃点(すいてん)のことばカード」はEcological Memes(エコロジカルミーム)の探求過程でみえてきた「自然や生態系に根ざした実践の知恵・コツ」を、個人の暮らしや組織づくりに活かしていくためのカードです。 「萃点」というのは、南方熊楠の造語で「理(ことわり)が集まる場所」を意味しています。 萃点のことばの種たちが、いまの社会が失いつつある生命世界とのつながりを紡ぎなおしていくための入り口になれば幸いです。 カードの中の言葉から 「あいだの関係性 状況 個を独立

          萃点のことば展

          街とその不確かな壁

          『街とその不確かな壁』 村上春樹 2023年 1980年に文芸誌「文學界」に発表した「街と、その不確かな壁」を40年後、31歳から71歳になって新しい形に書き直した作品。 あとがきより引用 「真実というのはひとつの定まった静止の中にではなく、不断の移行=移動する相の中にある。それが物語というものの神髄ではあるまいか。僕はそのように考えているのだが。」 意識と心が描かれていると感じました。 心は自然なものでやわらかいもの、感覚的で個人的なもの。意識は自己や周囲の認識であり

          街とその不確かな壁

          いのちの向こう

          BIOTEC内に有る戸嶋靖昌記念館に行ってきました。田中昇展「イタリアの響き」が開催されています。2名の社員さんから解説と思いを伝えていただきました。記念館の名前となっている戸嶋靖昌は創業社長の執行草舟氏の肖像画を描かれた方で、ちょうど肖像画が展示されていました。 前回伺った時に執行草舟氏から直接伺ったのですが、氏は絵に描かれているものよりもそこから伝わってくる気配のようなものを感じて絵をコレクションされているようです。 ホームページの、「社長ご挨拶 創業を想う」から引用

          いのちの向こう

          小石と蒼穹

          『小石と蒼穹』 希代準郎 2024.07 日本が対中国全面戦争へと徐々に向かっている1937年の8月から3か月間、京都から中国上海へ行き中国人の診療に当たった若者の物語。京都洛南教会に関わる人々からなる中国人難民救済医療班の九人は、複雑極まりない状況の中で精一杯の医療行為を行った。 気になった部分を少しずつ引用します。 「戦争というものが人間の獣性を引き出す。 日本が中国を支配するのは、腐敗した中国政府と民度の低い中国人を指導するためという。」 「人道的支援とはいえ、

          動物の絵(水彩色鉛筆、クレパス)

          地球はいろいろな生き物でいっぱい。 #私の作品紹介

          動物の絵(水彩色鉛筆、クレパス)

          マルチグラフト

          『マルチグラフト』 神本秀爾・岡本圭史編 2020年 人類学的研究にたずさわっている教員・研究員のエッセイをまとめた本で、このタイトルは多品種接ぎを意味する園芸用語(multi-grafing)からの造語だということです。 本書で紹介されるエピソードによって、社会や世界についての「わかる」を豊かにするための枝となり、あらたな花を咲かせたり、実をつけたりできればという思いが込められている。 本文の中の小西賢吾氏の文を引用します。 「人間は、生まれて以来様々な関係に組み込まれ、

          マルチグラフト

          高尾山の自然の中へ

          高尾山にワラーチで登りました。行きは1号路から4号路、帰りは水の流れと歩く6号路にしました。道が整備されているとはいえ、わりときついです^^ 高尾山は自然が豊かです。 お天気続きだったので空気も程よく乾燥しています。 帰りは一部で浅い沢を歩く6号路にしました。 高尾山は修験道の山でもあります。 6号路にある琵琶滝では滝行も行われます。 登りも下りも80分くらい。何故か今日はワラーチに注目されることが多くて「サンダルだ」って中学生くらいの子や高齢のおばさまにも声を掛けら

          高尾山の自然の中へ

          水と森の聖地、伊勢神宮

          『水と森の聖地、伊勢神宮』稲田美織 2011年 写真と文から自然の息遣いが感じられました。読む旅のようなフォトエッセイです。 作者は1991年からニューヨークに移り住み、「最初は友人レベルから理解し合い、仲良くなれば、それが世界に広がり、地球上の争いはどんどん減ってゆくのだろうと、心の底から信じこんでいた。」 そんな時、2001年のテロを現場で目撃して希望が打ち砕かれた喪失感と数千人の健康な人々が一瞬で跡形もなく空中に消えてしまったショックに打ちのめされ、その後の1年間は

          水と森の聖地、伊勢神宮

          ヒューマノクラシー2

          ヒューマノクラシー ゲイリー・ハメル、ミケーレ・ザニーニ著 2023年 「人」が中心の組織をつくる eumoという非営利株式会社の共感経営サロンでは、メンバーからの相談を2名の経営陣が受け、最後は参加メンバーからの協力の申し出などがあり、繋がりができるのですが、それはまさに、「他者が自分でできると思っていた以上のことを成し遂げるのに力を貸そうという、無私の欲求である。」を具現化しています。 以下、『ヒューマノクラシー』の6章以降からの抜粋です。 参考として5章まではこちら

          ヒューマノクラシー2

          ヒューマノクラシー1

          『ヒューマノクラシー』 ゲイリー・ハメル、ミケーレ・ザニーニ 2023.12 『ヒューマノクラシー』について2つの個性的な読書会に参加しました。 1つ目はzoomで行われたもので、本を読んでなくてもいいと言われていて、テーマが10章の「コミュニティ」だったので参加しました。 そうしたら「家族のような、という言葉を温かみのある場の代名詞のように書かれているのは違うと思う」とか「安全安心というのは必ずしも共感的な場を指すのではなく、違った本音で話せる場のことだと気づいた」など複

          ヒューマノクラシー1

          であう、かさなる、ひろがる

          10/5はeumo加盟店が集まる「eumoな日」でした。 eumoという電子マネーのコンセプトに共感して加盟店になった人たちのブースが並び、別室ではパネルディスカッション。 加盟店「たびのくま」は人と人、人と自然を繋げるイベントを開催しています。それで、この日は加盟店同士、または来客者を加盟店を繋げて、たくさん対話してました。 新しく知り合った、山を愛する柳沢林業さんのコンセプトに感動しました。深い思いに基づいた行動が伝わってくるサイトを見てください。 それから、こちら

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