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サルヴァドールの電子書籍作業も残すところほぼ表紙のみ。6年も前の作品に新しく表紙を描くなんて、ちょっと不思議な気分。 (🔰初見の方へ:▼この作品のことです/2015年作) 並べると壮観なアナログ原稿100ページ。1枚ずつスキャンし直し、画像調整し直した。 根をあげそうになったのだけど、いや、これ描いてた時のほうがもっと大変だったし!と負けず嫌い精神を発揮しなんとか乗り切った。 そしてこれが<リマスター前> ▶︎ <リマスター後>のちがい。 おわかりいただけるだろうか…
歩です。半年間受講したコルクラボマンガ専科4期が終了しました。 終わってしまった…。 オンライン受講だったのに、なんだか本当に半年間学校に通っていたような楽しさと充実感、卒業の寂しさがあります。学校って楽しいなぁ…大人になってこんな経験ができるとは思ってなかったですね。 ひと言では言い表せない変化と学びの数々があったので、得たものを振り返ってみます。ざっとまとめてみましたが、コレでも全然書ききれてないくらい。 最後の章に、これから受講したい方向けのメモも書いてみました
漫画家なのに、漫画を読むのがけっこう苦手だった。 苦手というか、なぜだかあまり頭に入ってこない・どこか楽しみきれない状況が、かなり長く続いていたのだ。 それがなぜだったのか、最近ようやくわかった気がする。 すごくしょうもない話。 しょうもないけど、誰にでもあるあの感情の話。 漫画に近づききれない現象僕が本気で漫画を描きたいと思ったのは、20歳くらいのとき。実際に描き始めたのが20代半ばくらい。 漫画をたくさん読んで勉強したいと思っていたけど、想定していた量よりも全然
東京は桜が咲きはじめてます。 ついこんな絵を描きたくなってしまいました。 (↓飛鳥に感化されて青もブラッシュアップ中👨🎨) ▼ ▼ ▼ 変わりつつある漫画のスタンダードところで最近、自分の中でカラーイラスト熱が再来してます。 というのも、もう中国・韓国をはじめ、世界的に縦スクロールでオールカラーの漫画が主流になってきているという話を聞いて。日本でそれがどのくらい浸透するかは今のところわからないし、そもそもスマホ自体がいつまで存在しているのかも、また大きなゲームチェン
僕はなぜ漫画を描くのか。情熱が尽きてもおかしくないような出来事も沢山あったのに、なぜ尽きずに保ち続けているのか。 わかっているつもりだったけど、本当に自分自身のことをまだよく知らないんだなと最近よく思う。 マンガ専科の昨日の講義(内容は詳しくは書けないのけど)で、またそう思わされた。ざっくり言うと、最も深く自分に影響した経験からヒントを得て、自分の根本にあるものを探っていきましょう、というワークショップだった(↓の一番左のパート)。 最後に参加者全員(50名あまり)が発
…という出来事がありました。 人間て、なんで昔の自分を卑下しがちなんだろう。きっと今の方が優れているとか、成長したと思いたいからかな。 1ヶ月前から修行の一貫で、1日1ページ漫画を描く(忙しさによって下書きだけとかイラストだけの日もある)ということをしていて、自分の中でかなり「人に作品を見せること」・「不完全なものを見せること」のハードルが下がりつつある。 冒頭に載せたマンガも、普段の完成原稿に比べたら限りなく下書き状態。こんな未完成っぽいものは載せちゃいけない、と
ついにコルクラボマンガ専科がスタート。僕の半年間のマンガ修行の日々が始まった。 マンガ専科でこれからいくつか制作する課題の中で、一番のベースとなるものが「1日1P漫画を描いて、まずはマンガを描くことを習慣にしよう」というもの。これを半年間続けることになる。まさに"ザ・修行"! 「マンガを描くこと」といえば、僕にとっては一番崇高で大切な表現手段であり、それが故に少し距離感が遠いものだった。特別すぎてちゃんと向き合えていないような、向き合うのが少し怖いような。 そんな僕が毎
BREAK THE BORDERには、世の中に出るまで13年くらいの潜伏期間がある(ECHOESが世に出るまででカウントすると)。 僕が中学3年生の時に、高1でバスケ部に入るまでの暇つぶしでノートに描き始めた漫画…というよりもキャラやストーリー設定だけを決めた妄想、みたいなものがこの漫画のスタートだった。 でも構想期間の長さなんて、わりと1ミリも役に立たないなぁと思う。 というのも、