なぜ描くのか
僕はなぜ漫画を描くのか。情熱が尽きてもおかしくないような出来事も沢山あったのに、なぜ尽きずに保ち続けているのか。
わかっているつもりだったけど、本当に自分自身のことをまだよく知らないんだなと最近よく思う。
マンガ専科の昨日の講義(内容は詳しくは書けないのけど)で、またそう思わされた。ざっくり言うと、最も深く自分に影響した経験からヒントを得て、自分の根本にあるものを探っていきましょう、というワークショップだった(↓の一番左のパート)。
最後に参加者全員(50名あまり)が発表するのだけど、一人一人本当に多様で、ドラマがあって、なぜその人が漫画を描くのか、何を伝えたくて描いてるのかが垣間見えたりもして、圧倒されてしまった。
なかなかこんな一斉に人の自己開示を見る機会なんてないもんで。
漫画を学びにきている僕らにとっては、自分の根本にあるものを知って、何が自分の描きたいテーマなのかが掴むのはものすごく重要。たしかに1作1作描くたびに、少しずつ自分が何を考えている奴なのかわかる気がする。何を見ていて、何を大切にしていて、何を好きで〜とか、あらゆるものが。
そういえば僕はまだ、ストーリー漫画としては3作(サルヴァドール・ECHOES・BREAK THE BORDER)しか漫画を描いたことがない。言い換えればまだ3つのライトでしか自分の内面を照らしていないってことだ。今更ながらまだまだ超初心者じゃん!と思った。
最近、最終課題用に32Pくらいの短編を新たに1つ作りはじめた。
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