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【生体イメージング】ゼブラフィッシュの全脳の神経活動をイメージング
神経細胞がシグナルを発生させるとき、細胞外から細胞内へのカルシウムイオンの急激な流入が欠かせません。 このカルシウムイオンの流入を、細胞内のカルシウム濃度の変化を捉えることのできる蛍光物質 (GCaMP5G)を用いて検出することで、神経活動を可視化することが出来ます。 この画像は、更にlight-sheet microscopyと呼ばれる、従来の蛍光顕微鏡よりも広域のデータを短時間で収集出来る顕微鏡を用いており、一コマ撮影するのに必要な時間(時間分解能)が劇的に短くなっています。 その結果、ゼブラフィッシュの脳が活発に活動するところを捉えることに成功しており、脳内の情報処理や、脊髄へのシグナル伝達の様子が観察できます。 参考文献: https://www.hhmi.org/bulletin/spring-2013/flashes-insight https://www.nature.com/articles/nmeth.2434