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【300文字の感想文】<14>梟のシエスタ|伊与原 新


2024年一番ハマった作家さん🎶
この本で4冊目を読み終えたことになる。
こんな風に好きな作家さんができるとは思ってもみなかったので、2024年ステキなプレゼントがもらえたようで嬉しい。

<14>梟のシエスタ|伊与原 新

どこにでもある権力争い。大学の中の話なのに、学生ではなくて、学内政治のお話だというところが新鮮だった。
さまざまな場所で起こる問題が、最終的にはひとつの着地点にたどり着く。
作中だけじゃなく、タイトルの伏線回収に「そういうことか!」と納得感も。

物語を書こう!というわけではないのに、自分が書くとしたら……という視点で読んでいて、「私にはこんなに長文書けないなー」とがっかりしていた笑

こんな風に物語を書く人の、作業風景を観察していたい。何から始めて、どのくらい時間を書けて物語を完成させるのか。
脳の中までは見られないけれど、自分と違うものに対しての尊敬の気持ちだったりを伊与原さんから今年学んだように思う。(300文字)

✳️

きっと年内はこれで読み納め。(感想をかいていない本が1冊残ってるけど!)
手元にはまだ読んでいない、伊与原作品が2冊!
年末年始の読書を楽しもうと思います❤️

伊与原さん本を読んで、感想書いたものはこちらに👇️
年末年始のまったりな時間に読書を通して、穏やかな時間の流れを感じてみてはいかがでしょうか。

<追記>
直木賞ノミネートおめでとうございます✨
物語を読んで、作中で得られる知識やお話の展開、あたたかみなどを通してファンになり、また次の作品を読みたいと思わせてくれる作家さんに出逢えたことが2024年、私のなかで大きな財産となりました。

この財産を資産のままとせず、自分や誰かのためにもアウトプットして、広がりや深みを作っていきたい。

まだ読めていない本もあるし、新作も手付かず。
楽しみは広がるばかりです♡





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