rakugaki_75「イヌでもパイでもない、いもでした」
みなさんは「うなぎいも」ってご存知ですか?
パッケージのキャラクターはウナギイヌみたいですが、「うなぎいも」のキャラクター「うなも」なるものです。
「ウナギイヌ」はご存知、赤塚不二夫の漫画に出てくるキャラクターですね。
父はイヌ、母はウナギという種を越えた強い愛から生まれた、奇跡の愛の結晶。
「ワンワン」と鳴き日本語で話すこともでき、ニョロリと身をかわしてピンチを乗り切る要領の良さも持ち合わせているというキャラクターです。
因みに私は「うなぎパイ」なら知っていたのですが、「うなぎいも」なるものをいっさい知りませんでした。
「うなぎパイ」はこちらもご存知、浜名湖名物・大人のお菓子!
うなぎがテーマの浜松らしいお菓子をつくろうと、昭和36年に「うなぎパイ」は発売されました。
浜名湖の名産のうなぎのエキスがパイ生地に練り込まれて、蒲焼のようにタレを塗って焼き上げていますがうなぎの味は一切しません。
有名なキャッチフレーズ「夜のお菓子」は一家団欒のひとときをうなぎパイで過ごしてほしいという願いのもと、家族が揃う夕食のだんらんの時間である夜に食べて欲しいお菓子となったそうです。
美術鑑賞の後、あべのハルカス内の近鉄百貨店で「静岡・山梨物産展」が開催していたので覗いてみたところ、この「うなぎいも」なるものを見つけたのです。
「うなぎいも」は静岡県浜松市の地域活性化のため、うなぎのエキスを堆肥にしたお芋をブランド野菜として育てているんですね。
以下、HPより抜粋。
「国でも有数のうなぎの産地でもある浜松浜名湖。
そこで普段捨ててしまううなぎの骨や頭などを肥料に栽培したのがこのうなぎいもであります。
浜松、浜名湖と言えば「うなぎ」という認識は既に多くの方にされてはいるのですが、なぜお芋なのかという質問をよくされます。
実は、この遠州地域でのさつまいもの栽培というのは数百年も前から行われており、立派な郷土食材なのです。
この歴史を広める意味合い、そしてさつまいもを加工するにあたり、加工業者、配送業者、保管業者、販売業者、そして農家。
様々な業者がさつまいも加工に携わることで地域活性に繋がるという意図のもとこの「うなぎ」と「さつまいも」に着目し、「うなぎいも」が誕生致しました。」
試しにパックに入った「うなぎいも」と、「うなぎいもぷりん」を購入して食べましたが、甘くてとても美味しゅうございました。
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