鍋ベーコン

オーブンまかせ!燻さないベーコンの詳しい作り方(動画あり)

画像1



子供の頃からベーコンが大好きでした。

ジューシーな脂、燻した香ばしい香り。西洋の鰹節と言われるだけあって普段のお惣菜だって、ベーコンを少し入れるだけで旨味が濃くなります。

そして、母親になった今、やっぱり子ども達もベーコンが好きです。ただお肉の加工品は原材料も気になるし、結構お高めです。それならお家で作ってみませんか?

燻製など色々試し、今はオーブンで作る方法に落ち着いています。言うなれば、ベーコン風ローストポークという方が正しいかもしれません。しかし、味はなかなかベーコンそのもの。

しかもお肉は漬け込まない、塩抜きしない、乾燥しない、煙も出ない、そうラクちんなのです!基本的にオーブンに任せておくだけのレシピです。お肉は必ず常温に。これのコツは買い物から帰ってきたら冷蔵庫にしまわずに味付けしてすぐに作っちゃう事。
そのあとは、オーブンにおまかせで大丈夫!


(材料)
豚バラブロック 500g 
(常温にしておく/触ったらひんやりしないくらい)

塩 大さじ1

オールスパイス 小さじ2 
(お家にあるどんなスパイスでもOK!)

白胡椒 小さじ1

お茶の葉(紅茶、ウーロン茶、緑茶等) 大さじ2〜 

画像2

塩大さじ1、胡椒を、豚バラブロックに全体にまぶしスパイスも脂面を中心にふる。スパイスはふりすぎてしまっても気にせずに。
豚の匂いが気になる人は常温に戻すときに、この作業を行い、焼く直前に出た水分をキッチンペーパーでおさえるように拭き取りましょう。塩が多少落ちますが、気にしなくて大丈夫です。

画像3

鍋の底にアルミホイルを敷き、その上にざぱーっと茶葉を置く(固まっても散らばっても大丈夫!茶葉の量は多めがおすすめ)。

画像4

あればタイムやローリエ、ローズマリーなどハーブを載せても良い。

画像5

アルミホイルの土手を作り茶葉が撒いてあるアルミホイルの上に載せる。(茶葉に直接豚肉の身がくっつかないようにするため)

画像6

土手の上に1のブロック肉を並べ(豚肉が浮いているような状態)、オーブンで余熱無しで120度90分焼く。

画像7

その後、オーブン庫内に粗熱が取れるまで放置。

画像8

画像9

完全に冷めてから(保冷剤の上や氷を入れた袋の上に乗せると冷めやすい)、冷蔵庫に移し保存(5日ほど保存可)。長期保存の場合は調理しやすい大きさに切り分け、冷凍保存。
もし、塩がきつかったらキッチンペーパーなどで拭うと良いでしょう。

※鍋を使うのは片付けを楽にするため。オーブン天板、耐熱皿、鍋でも可。

※茶葉は余っているものや賞味期限が切れているものでOK。こだわる方は燻製している茶葉「ラブサンスーチョン」やアップルティーなどのフレーバーティーもおすすめ!

工程だけ読むと、面倒と思われるかもしれませんが慣れると下味を付ける作業も5分もかかりません。

切り口はうっすらピンクですが、火は通っているのでご安心を!

くれぐれも焼けてもすぐ切らないで。肉汁が断面からこぼれてしまうので、そのままオーブンで落ち着かせて下さい。

アルミホイルを使うので終わったらそのまま茶葉を包んでポイしてね。オーブンや耐熱皿が脂でぎとぎとにならないので、洗い物の面でも気軽です。

なにより、自家製のベーコンがあるというだけで、献立作りの安心感が違います。そのまま召し上がるときはフライパンなどで焼いて、粒マスタードをたっぷり付けてどうぞ!

チャーハン、ラーメンの焼豚代わり、カルボナーラのかりかりベーコンにもぴったりです。

口いっぱいに豚の滋味が広がりますよ!

画像10






ベーコンを作ったら、
このカルボナーラにトライしてみてくださいね✨


いいなと思ったら応援しよう!

今井真実 MAMI IMAI /料理家
「新しいお月見」というプロジェクトに参加しています。 https://note.com/new_otsukimi みんながボランティアで運営しておりますので、もし良かったら上記アカウントにサポートいただければ、ありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集