ありそうで無かった!わたがコク旨ご馳走「いか鍋」が出来ました!
ありそうであまりポピュラーではないなあと思い、以前作ってみたところ衝撃的に美味しかった「するめいか」を使ったお鍋。
この度、レシピ化したので、まだまだ続くお鍋の季節にぜひ!
するめいか1パイを準備します。わた付きのものを選んでください。
※イカは、お魚屋さんやスーパーの売り場でもさばいてもらえたら、頼んでもらって大丈夫ですよ。その場合「わたも使うので入れてください」とお伝え下さいね。
さばいてみたいという方は下記のサイトをご覧になってイメージトレーニングしてみてくださいね。
イカのさばき方
イカの専門家、佐野まいけるさん
白ごはんさん
胴体からわたを引っ張り出します。2箇所くっついている場所があるので、そこを指でぐぐっと外し、そうっと引き抜きます。黒いのは墨です。墨はそうっとはがしましょう。
わたをはゲソ、目などとくっついているので、目の上で切り落とします。目を切ると黒くなるのでご注意を(黒くなっても洗えば別に大丈夫です)
わたに強めにお塩をしてキッチンペーパーの上に待機させます。水気が抜け、臭みも取れます。
イカの皮を剥きます。キッチンペーパー越しにつまんで剥くと簡単です。
胴の部分は輪切りでも良いですし、1cmほどの太さでお刺身のように切っても。色んな歯ざわりを楽しみましょう。
ゲソの吸盤を爪でこそげるように取ります。食べやすい長さに切りましょう。
これで完成です(写真にゲソはありませんが、使います。下のモニャモニャしたのは内臓です)
(その他の材料)4人分
白ネギ1本
白菜1/8個は繊維にそって1cmほどの太さで切っています。
大根は8cmの長さに切ってから縦に薄切り。横の長さを2cmほどに揃えました。
えのきは1パック、お豆腐は1丁準備しました。
あとは豚肉肩ロース薄切り200g(切り落とし肉で大丈夫です、脂身が多いところを選びましょう)
バター20g〜30g
お味噌 大さじ3
みりん 大さじ2
お酒 1/2カップ
お水1カップ
バター20g〜30gをお鍋に溶かし、塩で締めたワタを入れ、
焦がしながら崩しながら火を通します。わたを香ばしくカリカリに炒めることで旨味を引き出します。
ワタは水分が多くハネやすいので怖い方は蓋があると良いです。ハネ始めたら蓋をするか、すかさずお野菜を入れてください。
ワタがふつふつと焦げてきたらお葱、えのき、大根、白菜、一掴み入れ、絡めるように炒めます。
お味噌大3、みりん大さじ1炒め、日本酒半カップ、お水1カップを入れて、野菜の水分が出るように蓋をします。(蓋がないお鍋の方は弱火で混ぜながらグツグツと煮ましょう)
お水が足りないようなら、お水やお酒を倍量にしても良いですし、お豆腐や水分が出やすい具材を入れます。
水分量はタプタプにならないよう。焦げるか焦げないかくらいの汁気を保ってください。濃厚で美味しいタレを絡めるように食べましょう。
お肉やイカはお野菜をソースのように絡めながら、召し上がってくださいね。
イカはさっとしゃぶしゃぶのようにして、生姜醤油やポン酢で食べても美味しいです。
柚子胡椒、山椒、黒胡椒などもぴったり。
締めは卵を溶かした雑炊がおすすめです。お餅も美味しいですよ。
塩辛や、わた炒めなど、イカのワタを使ったお料理はたくさんありますが、それらよりはずっとマイルド。クセは感じにくいのに、濃厚さやコクがすごい!パンチはあるのに思ったより優しいお鍋です。
寒い日、するめいかを見つけたら、ついついこのお鍋にしたくなるほど絶品鍋ですよ。お財布に優しいのも嬉しいところです。