見出し画像

休職になるまでの話

この2日間、低気圧と雨天からくる体調不良で寝込んでいました。最近は天気に左右されることがなく過ごせていたのですが、季節の変わり目や気温差もあったのか久々にしんどい日となりました。いろいろやりたい気持ちがあっても、こういう時は自分の考えや気持ちを手放して諦めて寝るに限る!と思っています。(私の場合)

前回、休職について考えてみるというnoteを投稿したのですが

と言ってもつぶやきみたいになっていますが(笑)

今日は休職に至った過去のことを書いてみます。


適応障害になるまでの最初の転機

保育関係の仕事をして10年目になろうとした頃。臨時雇用を経て正規職員となり、めまぐるしい日々を過ごしていました。「大変だけど、楽しい。」その時はその気持ちが強く、仕事をやりきっていました。
しかし転機が訪れます。
あまり良い噂の聞かない上司が配属され、職場の雰囲気が変わりました。その上司は周りが「それはおかしい!」と訴えても、自分の思い通りにしないと気が済まない・周りに相談もせず自分のやりたいことを貫き、人を巻き込んで疲労させるような人でした。納得がいかなくてもしなくてはならない、我慢が出来ず言い合いになったこともありましたが会話のキャッチボールができる相手ではなく、徐々に「自分がおかしいのかな?」と考えるようになっていきました。相談し合える同僚はいましたが、気持ちが消化されず「毎日つらい。楽しくない。」と毎日苛立ち、日々が改善される様子もなく、ただただ過ごしていくしかない行き場のない気持ちを抱えていました。
上司と過ごすようになって2年目になる頃には体調不良が酷くなり(突然の高熱、風邪をひきまくる、胃腸の不快感など)「もう無理かもしれない。」と思い始め、精神科を受診することを考えるようになりました。

精神科を受診する決意

受診することを考える・・・最初は精神科に受診することを躊躇っていて、なかなか行動に移せませんでした。
理由は

  1. まだ自分は大丈夫だと思っていた(というか思いたかった。)

  2. 精神科への抵抗が強かった。休職になったらどうしようという戸惑いがあった。

  3. 親の理解がなかった。元々関係がよくない。過去に仕事を辞める時にかなり否定されたことがある。

が主だったと思います。心も体も大丈夫ではなかったのに正常な判断ができていなかったなと今書いてても思います・・・。

考えている暇もなく苦痛な日々が加速していたので、意を決して受診をすることにしましたが、私はよくない判断をしてしまいました。

休職しないという判断

正常な判断ができなかった私は受診をしてもここで休職をしないという判断をしてしまいました。
その時に行った精神科の先生からも今考えればとんでもないことを言われ(後に主治医となる先生に伝えたら驚愕されたので詳しくは書きません笑)「適応障害だね!あなたは休職したい?ちょっと休めば治りそうだけどね!」とさっぱり伝えられました。
「休職したい?」っていう質問をこっちにするんだ・・・と思いましたが「私はまだそこまでじゃないのか。」なんて受け止めてしまった私は続行する=困難に立ち向かう選択をしてしまいました。
ご想像の通り、この選択で状態が良くなることはなく、この先もっと苦しむことになりました。今悩んでいる人が私みたいになりませんようにと思いながら書き残している部分もあります。

休職しなかったその後

その後、体調を崩しながらも仕事を続けてました。(この頃、瞼の痙攣が頻繁に起こっていた)
自分が転勤になり心機一転な気持ちに一時期はなったのですが、もはやパワーはゼロ。新たな環境に不安を感じ、人間関係に馴染む力もなく、激しい頭痛が頻繁に起こって寝込んだり、涙が止まらなくなったりして仕事も手につかなくなりました。
その時に泣きながら行った精神科(一度目の時とは違う病院)で即休職となりました。ここで出会った先生は私の状態をしっかり見極めてくださって今も主治医です。
最初は受け入れられなかったけれど、この時の休職で経験したことは生きていく上で大切なことを知れたと感じています。その後、周りの人たちに支えてもらいながら復帰をすることができました。


復帰してから数年間は自分の状態と向き合いながら仕事をしていたのですが、役職が変わったことで過労気味となり体調不良が増えて、ストレスがコントロールできなくなり、適応障害再発と不安障害と診断されて二度目の休職中です。忙しくて自分を大切にできていなかったなと感じています。
今は休職を悲観的に捉えることはなくなりました。復帰できるのだろうかという悩みはありますが、人生何とかなるもんだと考えます!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
皆さんも自分を大切にしてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?