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化粧水を変える前にできること①

『マスクによる肌荒れ』。
2019年まではあんまり聞かなかったフレーズではないだろうか。

ぽつんとニキビができるパターン
赤みがでて痒くなるパターン
中は蒸れているように感じるのに、
なんだかカサカサして
日やけ止めさえもムラになるパターン。

『肌荒れ』と一口に言っても
その症状はさまざまだけれど、
そんな時、手持ちのスキンケアを買い直さなくても、今すぐできる事がひとつだけある
(もちろん、症状がひどく悪化してしまっている場合は先に皮膚科へ!)
それは、洗い方を見直すこと。

わたしは仕事柄、お友達に
『ねえねえ、スキンケアって何使ったらいいの?なんかオススメある?』
というざっくりした質問を受ける事が多いのだが
そんな時、わたしがオススメするのが
つけるものより落とすもの
そして、アイテムより前にその洗い方なのだ。

『クレンジングってオイルがいいの?
   それともミルク?』とか

『オイルって洗浄力が強いんでしょ?』

とか色々言うけれど、
正直、最近はアイテムによって洗浄力も保湿力も本当に様々で、一概にこのタイプはこう!と言えなくなっているのが事実。

なので、オイルでもミルクでも、
まずは今おうちにあるもので
このやり方を試してほしい。

1.いつもの量の1.5〜2倍くらい、とにかくたっぷりの量を使うこと


量が少なければ少ないほど、
肌にダイレクトに手の圧が伝わりやすくないので摩擦がおきる。
たっぷりの量のクレンジングは、肌を摩擦から守るクッションのようなもの。
騙されたと思って、今日はいつもよりかなり多めの量で洗ってみて。
ダブル洗顔をしている人は、洗顔料も同じく多めに使う。泡立てるタイプの洗顔料だったら、
手のひら全体にこんもりと泡が乗るくらい。

2.クレンジングや洗顔料をなじませる時の『クルクル』をやり過ぎない事


このクルクルも、肌にとっては思いの外摩擦になっている。
また、長時間クレンジングや洗顔料を
肌に乗せているのも刺激になりやすい。

例えばオイルクレンジングを使う場合、
わたしはほとんどクルクルしない。
お水の代わりにオイルで顔を洗うような感覚で
たっぷりのオイルを手に取ったら、
そのまま顔に乗せてキワまでオイルを優しくすべらせる。
目のキワ、小鼻の脇、唇の下のくぼみなどは
薬指を中心とした指でそっと撫でてなじませる。

泡立つタイプの洗顔料で洗う時も、
たっぷりの泡を濡れた顔にそっとのせたら
やさしく撫でるように泡を顔全体に行き渡らせて、すぐにすすぐ。

美容成分たっぷりだから、
泡でパックすると良いですよーみたいな
洗顔料も中にはあるけれど
肌がデリケートな時は守る力が弱まっている事が多いので、洗浄成分や保湿成分すらも長時間置く事で刺激になることも。
泡パックはやめておこう。

そして大切なのはすすぎ...と行きたい所だが、
伝えたい事がありすぎて
ちょっと長くなってしまいそうなので
この続きはこちらを。


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