じーちゃんはスーパーマン
昨日、祖父が93歳で他界しました。
ポッドキャストのラジオde経営学でお話しさせていただいている社会人佐藤ゼミの今川です。
祖父は最近では入退院を繰り返していましたが口癖は「長生きしてたらいいこともあるもんだなぁ」でした。
祖父母の家は山の近くにある古い一軒家でした。
子どもの頃のじーちゃんはスーパーマンのような人で、寡黙でしたが何でもする人でした。
山にキノコをとりに行ったり、畑で野菜を育てたり、海に魚を釣りに行ったりしてました。
30年くらい前からすでに自宅にはぶら下がり健康器具や室内用の自転車などがあり筋トレブームの先駆けかもしれません!笑
移動は基本自転車で、2年前の91歳の時も電動自転車を買っていました。
自転車を直したり、テレビや扇風機なども直したり、自分でできることは何でもしていたように思います。
甘いものが大好きでじーちゃんの手作りカレーにはたっぷりの砂糖が後がけされていて、美味しかったです。
トマトにもたっぷりの砂糖。
じーちゃん特製のひき肉と玉ねぎのスパゲッティは孫たちの大好物でした。
りんごの皮剥きも習いました。
今日のおやつはりんご1個、自分で皮を剥く!
…お料理が不得意な私でもりんごの皮くらいは剥けるのはじーちゃんのお陰ですね。
古い民家の祖父母宅は幼い私たちにとっては探検でした。
何となく怖いぼっとん便所
ひんやりと暗い台所
古いタイルの深い浴槽
土の匂いとホコリっぽい車庫
2階への階段はミシミシと音を立て
木の板でできた2階のベランダはあちこちが朽ちていました…
悪戯ばっかりして怒られましたけど、沢山の愛情がそこにあったなぁ…
日常の中の小さな幸せに感謝できると目の前に広がる日常の見え方が変わるのかもしれませんよね。最近、忙しくてそういうこと忘れかけていたかもしれません。じーちゃん、ありがとう。
長生きしてたらいいこともあるもんだなぁ
そう言えるお年寄りになりたいものですね。
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