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kakukaku_m2
そうだ、日記を書こう
人生はタイミング。
僕が描く人生の軌跡とあなたのそれとが交わった瞬間はやや早過ぎたようだ。
友人、恋人、先輩後輩、上司部下。
人は互いに無数の交点を結びながら生きていく。
然るべき瞬間に結ばれた僅かな交点のみが生涯に渡って伸びる線となる。
その瞬間はいつか、それは誰にも分からない。
互いの理想と現実とを混ぜ合わせた先端が未来において重なっているか否か。
残酷だが人生のあらゆる縁は、こちらの意思とは無関係に先の見えない道を直走っていく。
✳︎
ただ、どうやら人は然るべき瞬間に逢うべき人に逢えるようになっているらしい。
人の世とは不思議なものである。
だから僕は日々の記録を残していこうと思う。
その日にしたこと、その日に食べたもの、言葉にならないちょっとした感情の揺らぎ。
内容も文量も自由でいいから、僕が経験した年月を形に残そう。
これは生涯に渡る挑戦だ。