#18 認知症を発症すると老化速度が爆上がりする?!
これは、「認知症あるある」w。日本人の認知症患者の約60%を占めるアルツハイマー型認知症については、老化速度が、なんと3倍になるという研究データも出ている。
なので、認知症介護は、「認知症の進行をできるだけ抑える。」=「急激な老化のスピードを下げる。」ということが重要視されている。
しかしながら、私、個人としては、認知症を発症した時点で、もう生体的には、色々と限界域に達しており、”終末期”を迎えている状態。と考えており、多くの認知症介護が、自然死に抗う「延命処置」ならぬ、「延命介護」になっているような気がする。
認知症を発症したら、もう本人の意志で最期は決められない。
「延命介護」をするか「看取り介護」をするか、介護キーパーソンの考え方次第。整え方次第なんだと思う。
私は、認知症を発症した母には、始めから「看取り介護」で、全てを計画した。認知症を発症しておらず、心疾患を抱えている父には「延命介護」のコンセプトで介護体制を組んでいる。その違いだ。
認知症を発症すると老化速度が爆上がりするのは、本人と介護者が早く苦しみから解放されるように、神様が、ちゃんとそこまで仕組んでいるのかも知れない。
”自然の摂理”って、すごいんだねぇ。