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1442 日銀が利上げを決定 今の時期にやることなのか? ~家や車を買えなくなり少子化は加速~

昨日、日銀が利上げを決めました

記者会見で植田総裁は
インフレ基調が進んで物価や
賃金も上昇してきた、と
話しているようですが
大きな疑問を感じます

数字は何となく好景気に
近いものを表していても
日本経済の現実を見れば
コロナで落ち込んだ時から
少し上向いてきたものの
「わずかに給料が上がり」
「たくさん税や保険料を
 取られる」というのが
多くの国民の生活実態でしょう

この追加利上げで喜ぶのは
企業や個人に金を貸している
銀行や高額預金者だけで
普通の国民にとっては
この利上げも「負担増」です

住宅ローンや車のローンは
月々返却する金額が
利子が上がる分、増えます

給料が安い若い人の
ローンの月々の返済額が
今以上に増えれば家や車の
購買意欲は減速します
結婚して、家を建てて・・
などという昔は誰もが考えたことも
「現実的に無理」となって
一層、少子化は加速するでしょう

企業が設備投資や事業拡大のため
融資を受けようと思っても
利子が高くなってしまって
その動きがストップすることも
大いにあると思います
それでは企業の利益は増えず
給料も上がらないし
雇用も増えないのは明らかです

日銀は独立している、と
表面的にはなっていますが
時の政権や財務省の影響が
ないわけはないのです

結局は岸田内閣も石破内閣も
国民の生活に目を向けず
権力維持のための政治を
続けている証拠だと思います


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