音声配信は想像していたよりずっと簡単で楽しいものだった
Podcastやstand.fmなど手軽に個人が音声配信をすることができる時代。
とはいえ音声配信って大変なんじゃないかな?と思う人は多いと思う。
そんな人に伝えたい。
音声配信は想像していたより
ずっと簡単で楽しいものだ!
これは今回初めてポッドキャストの公開収録に出演させてもらって痛感した感想。もっと面倒なイメージがあったのだけど、なんてことはなかった。
きっと誰もが普段やっていることとあまり変わらない。そう思うはずだ。
ちなみにゲスト出演させてもらった話はこちら。
ぶっちゃけZoomでおしゃべりしてるのとほとんど変わらない音声収録
今回は公開収録なのでTwitterスペースにも同時配信していたのだけど、基本的にポッドキャスト用の音声録音はZencastrを使っていた。
感覚的には、ちょっと見た目が違うZoomみたいな感じ。
いつもと同じようにイヤホンつけて、
録音ボタンを押したら、
みんなの顔を見ながら話すだけ。
ぶっちゃけ普段のZoomとなんら変わらない。
それで配信用の音声が収録できるなんて便利なんだ。
配信内容にもよるけど、楽しいおしゃべりやトークを配信したい人にとってはこんな楽なことはないだろう。
無料版ならmp3の音声ファイルが収録後にダウンロードできて、あとは配信したい先にアップロードすればいい。
※有料にするとwavとかオプションが増える。
もちろんそのままの音声を配信してもいいし、ちょっとした「あー、えー」みたいな部分を編集でカットしたり、複数回に分けて配信するために、お好きな長さにチョキチョキとトリミングしたり音声を加工してもOK。
ちなみに、音声の編集はAudacityがオススメ。
無料で簡単で多機能で最高だ。
ここらへんの話については、一緒にゲスト出演したハタモトさんが音声で解説してくださっている。さすがだ。
ZoomよりZencastr?
Zoomと同じ感じなら、Zoomでいいんじゃない?
音声ファイルも保存されるし。
そう思う人も多いだろう。
でも個人的にはZoomで音声配信用の音声作成はあまりオススメできない。
それはクオリティの観点から見ての意見。
収録をZoomのクラウド録画にすると、データがものすごく圧縮されるので画質も音質もぐっと落ちる。ならばローカル録画ならマシかと思うのだが、自宅のネット環境が悪くなった時の部分が保存されないことはカバーしてくれない。クラウド録画はこの心配がないのが利点。
あとはネット情報を見る限りでは、ちなみにZoomより音質も画質もいいそうだ。
Zoomでは決して歌ってはいけない
Zoom vs Zencastrの戦いの一番のポイントは、複数人が同時に話した時どうなるか?だろう。
あなたはZoomで歌ったことはあるだろうか?
例えば、Zoomをしている時に誕生日の人がいて、「みんなでハッピーバースデーを歌おう!」みたいな。
断言しておこう。
Zoomでは決して合唱してはいけない。
みんなで歌おう!
「せーの…」で歌いだした瞬間、
世界が崩壊する。
誕生日のお祝いムードな
ホクホクした雰囲気は一変し、
全員が次元の狭間に送り込まれ
カオスな地獄が始まる。
もうこれは体験した人にしか
わからない地獄絵図である。
Zoomは遅延がかなりあるので、複数人が同時に話すとぐだぐだになる。
通常の会話程度であれば話がかぶっても、片方の人の声は拾われず、もう片方の人の話だけが続いているので問題はないのだが、歌となると何故か別で、ブチブチといろいろな人の声が断続的に流れて聞けたもんじゃない。
最後のハッピバースデートゥーユー♪と歌い終えるまでの時間が苦痛と苦笑いで、しんどいこと間違いなしだ。
それに対して、Zencastrは複数人が同時に笑ったり、話したりしてもその声は波形を見ていた感じでは全員の声が入っている(っぽい)。データを確認していないから正確なことは言えないが。
ひとり語りの音声配信ならばZoomでも良いかもしれないが、複数人でやる音声配信の場合は、Zencasterの方がおすすめできる。
音声配信は簡単だけど、ライブ配信は簡単ではない
今回ゲスト出演した会は「公開収録」だったので、Zencastrでの音声収録と同時に、Twitterスペースでのライブ配信もやった。
慣れれば平気なのだろうが、これは結構面倒。
スマホから出るTwitterスペースの音声が、パソコンのZencastrに入り込んでしまって音がぐるぐるしたり、ハウリングが起きたり、ヘッドホンで聞こえる音声と時間差でずれた音声が別箇所から聞こえたり。
なんだかんだ細かい調整が難しい。
今回の公開収録も事前に前日音声環境設定のテストが必要で、そこでもバタバタした。しかも複数人でやると誰のどの機材が悪さをしているのかの判別がなかなか大変。
でも意外に面白い。基本的にハチャメチャな時間になるので、それも楽しめるタイプの人ならぜひライブ同時配信も試してみるのはオススメ。
実際に今回公開収録はとても楽しかったので、機会があったら自分も音声配信してみてもいいかもな?なんて思えるすごく貴重な経験になった。
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