No.04 - 2020.03.14 -
1月中頃に京都にいる友人から「"オンライン飲み"をしよう」とグループチャットに連絡が入る。「下戸のお前が"飲み"というのか」と思ったけど、フットワークの軽い、所謂"フッ軽"なメンバーが否定するわけもなく、時間をなんとなく決めていつもの4人が集まった。
皆、関西を拠点にしていたのだが、30歳を手前に1人は東京へ、私は鳥取に戻った。2人は今も京都に住んでいる。離れ離れでもあの頃と変わらずにご飯を食べ、酒を飲み、「最近どう?」と語り合う。リモートでもこんなコミュニケーションが出来るなんて、とインターネットに感謝した。LINEでの通話は顔にエフェクトがかかり、それだけで遊べてしまう。
昨今の感染症対策で京都の2人はリモート勤務になった。「リモート飽きて来たので、また"オンライン飲み"をしよう。」1末〜3頭まで制作漬けだったので久しぶりのゆっくりする時間を断る理由は何も無い。
近況や仕事のこと、それぞれの地域の近況、顔のエフェクトをかけて延々と話していく。平日ど真ん中に金曜の夜みたい。日付感覚が狂っていく。この日常が治らない限り、こういったコミュニケーションは増えていくのだろう。(既にzoom飲みとかもあるようだし)
一蓮の"オンライン飲み"と世の中に広まりつつあるリモート文化から、このMVを思い出した。これも、もう2009年の出来事で、そこから11年経ったと思うとなんだかエモい。厳しい状況ではあるのだけれど、それでも日々の中に楽しさや面白さは転がっていて。少し視点を変えれば見えてくる新しい世界がある。そんなことを大切に元気にやっていきたい。
いただいたサポートで本を買ったり、新しい体験をするための積み重ねにしていこうと思います。