虚心坦懐
こんにちは、戸田です。
私は今まで何回も、ある種の“提案”をしては、失敗を重ねています。
利益誘導の提案はワークしない
ここで言う“提案”とは、流れをこちらに引き寄せよう、こちらの意図や利益に合うように物事を動くようにしよう、という意思を働かせた動きを総称して使っています。
お客様視点が必要だとか何だとか言いつつも、そこには少なからず利益誘導の意志が働いていたことは否めません。そして、これが気持ちのいいほどに(顧客と自分のお互いにとって)期待した成果を生みませんでした。
今はもう、無理はしない、と決めています。
偉そうな達観とかではなくて、どちらかといえば、ある種の「諦め」に近いです。
思い切って、相手に身をゆだねる
今は、自分の考えや気持ちを「ただ、そこに置いてくる」ということをしています。もし気に入ればどうぞ、そうでないならもちろん結構です、という感じです。
完全な放置プレーとは違いますが、なんとか利を自分のところに手繰り寄せようとはせずに、相手や関係者の意向や都合や思惑に、あえてそのまま自分の身をゆだねているような感覚です。
ですから、物事が期待したようには進まないことはたくさんあります。
でも、振返ってみると、そうしておいて良かったと思えることが、今のところ多いです。
なるようになる、が悪いことでもない
自然な流れを、必然なものに変えようとすると、どこかに無理が出るのかもしれない、と感じます。自然はもとから必然であったんだと考えられれば、どのような結果になっても納得がいきます。
まさに、気に入ればどうぞ、そうでないなら結構です、という考え方です。
もっと頭が良かったら、ああしてこうして、と計算して生きていけるので、羨ましくはあります。とはいえ自分にはそれは無理なので、相手や関係者が求めることに身を委ねることにしたいと思っています。
本日は、以上です。
TRAIL INC.(トレイル)
経営変革のための伴走パートナーシップ
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(オープン マネジメント®)