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好き嫌いマップとストレングスファインダーをチームビルディングに役立てた話

はじめまして。一休のデザイナーの山崎と申します。
この記事ではデザイン組織を強くする取り組みの一環で実施した「好き嫌いマップ作成とストレングスファインダーのワークショップ」について振り返ります。


背景と目的

デザイン組織の取り組みとして他社がどんなことをしているかを調べている中、「好き嫌いマップ」を作成してチームビルディングに役立てている事例を目にしたことがきっかけでした。

今回のワークショップの目的として下記を設定しました。

・デザイナー同士の交流の場を設ける
・強み・得意なことが見えて、壁打ち相手を見つけ、相談しやすくなる
・自分の好き嫌いと、得意不得意の相互関係をグラフで表すことで自分を見つめなおす

参考:
https://note.com/saladdays/n/n4a00ba6dab0b https://lydesign.jp/n/n6f8b7338f9eb

好き嫌いマップ

好き嫌いマップとは

好き⇔嫌い、得意⇔苦手 を4方向に配置し、自分にとってそれぞれのスキルがどこに位置するかを置いて可視化するアクティビティです。

一休バージョンにカスタムしたフォーマット

好き・嫌いの項目は、「嫌い」と言うのは抵抗があるかもしれないため「すき・すきじゃない・得意・苦手」と、少しマイルドに表現し、スキルは一休のデザイナーとして必要なものだけをピックアップしました。

参考:
https://www.figma.com/file/4neq86LNLzQ9e8BcMpXTdd/Designer-Skill-Map?node-id=0%3A1

好き嫌いマップフォーマット
好き嫌いマップに取り組む様子

好き嫌いマップを作ってみての感想

自分のスキルを見つめなおすと、時間がいくらあっても足りない沼にはまる人が続出し、作成に約15分くらいかかりました。

お互いのマップを見たときに、その通りだと思うところはもちろん、「苦手」に配置したスキルも、他者からすると「得意」に見えることなどもあり、「苦手」から「得意」に変更する場面もありました!

メンバーからの感想は下記です。

・自分自身の発見があってよかった
・一人でやるより集まって限られた時間内にやる形でよかった(一人でやる  と永遠に考え続けてしまいそう)
・他人からの指摘で自分自身で自覚のない強みがわかった
・他デザイナーの得意がわかって、壁打ち相手が見つかった
・3年以内に強めたいスキルを共有することで目指しているデザイナー像が様々であることがわかった

ストレングスファインダー

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社が提供してるツールで、webテストを受けると、全34の資質の中から自分の強み・才能を知ることができます。
会社でストレングスファインダーを導入していることもあり、デザイナー組織としても診断結果をまとめてみることにしました。

ストレングスファインダー一覧

4つの領域、一人一人のストレングス5位までと、1位の資質についての説明文をピックアップして分かりやすく用意しました。

ストレングスファインダー一覧

ストレングスファインダーをデザイナー間で共有してみての感想

一休のデザイナーは「人間関係構築力」の資質が多いようです。
全員タイプが違って、ここに出てきた資質を見ることで「確かにそういう一面があるかも」という発見もあり、興味深かったです。

最後に

今回のワークショップで、自分を見つめなおすことができ、更に自分では気づかなかった強みを発見する良い機会になりました。
ワークショップ後には、お互いの強みがわかったことで、実際に最適な壁打ち相手を見つけることができたり、強みを活かしたアサインの調整ができるようになりました。

今後もデザイン組織を強くする取り組みを進めていきたいと思います!

参加デザイナー