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退職します。適応障害で休職して丸2ヶ月。後悔しないで前を向く。

こんにちは。5月の末に会社に行けなくなり、心療内科を受診した結果、適応障害と診断され、そのまま休職。7月末現在、休職して丸2ヶ月経過。そして、7月末日をもって退職をすることとなりました。今日は、これまでの流れや今後のことについて、つらつらと整理する回にします。

👇休職の原因やきっかけについて書いた記事たち

退職を決めた理由

一言で言うと、復職する理由が見つからなかったからです。また、復職して頑張って仕事をして得られるものと、失うものを天秤にかけた時、失うものの方が多いと感じてしまったことも理由です。

元々今の会社に入った理由は、世間体の保持と自分の人生に辻褄を合わせるためでした。
前職を半年間で辞めてしまったことに対して、極度のコンプレックスと自分への自信のなさを抱いていたため、できるだけ世間体の良い会社、大手の会社に行きたいと思っていました。
また、短期離職となってしまうため転職できるかどうかも不安でした。そのため、前職の退職理由をうまく志望動機にすり替えて、なんとか辻褄を合わせて”受かる面接”を目指しました。

なまじっか、人前でうまく話すことは苦手ではなく、自分を魅せることも恐らくうまい私は、半年間の早期離職後の転職活動とは思わされないほど、するすると複数社から内定をもらってしまいました。
当時は、「離職期間をできるだけなくしたい」と焦っていました。そんなこともあって、「本当にこの企業で大丈夫なのか?」とあまり疑うことなく、”自分の存在を一番求めてくれた企業”を、選んで入社をしました。

今思えば、面接時も、企業研究をしていた時も、”違和感”はありました。でも、もう会社に期待しないし理想も持たないと諦めてしまっていた私にとって、そんな違和感は心にグッとしまってやり過ごすしかないと思っていました。(初めての転職活動で入社した2社目の会社で、理想と現実のギャップに大ダメージを受けてしまっていました。)

世間体と表面的な辻褄合わせで選んだ会社に対して、思い入れが芽生えることもなく、復職したい気持ちは湧き出てきませんでした。(あるとすれば、”今年一番採用したかった人”と言われ、私に大いに期待させてしまったことへの申し訳なさくらい。)

論理的に考えても、本音や心の声に従わず、世間体を気にした転職軸に合わせて転職した会社で、生き残る努力をする理由が見つかりませんでした。

また、復職して得られるものと失うものを考えました。
まずは得られるもの。今の会社で2〜3年頑張れば、ある程度市場価値の高い人材になれることはなんとなく分かっていたし、せめてもの1年頑張れば今とは違う世界も見えるだろうと思いました。
年収もある程度高い会社だと思います。成果で評価されるため、経験を重ねて仕事ができるようになれば、青天井で年収も増え続けていきます。
前職(2社目)を半年で辞めてしまったことに対するコンプレックスも多々感じていたため、ここで踏ん張ることができれば自分に自信も持てると感じていました。

一方で失うもの。仕事のやりがいやワークライフバランス、心のHPを保って仕事を続けていける環境は今の会社にはないと思っています。
私は、自分が心から共感できるサービスに携わったり、目の前のお客様(特に”個人”のお客様)に対して目一杯向き合うことができたりする仕事にやりがいを感じる中で、それらを感じることができない現状。朝から夜までオフィスに篭って自分一人の時間をなかなか作れないこと、苦手なこと(社内での人脈作り、マルチタスク、ノルマの厳しい社風)に溢れていて、心のHPが削がれ続けることによって、幸福感をどんどん失ってしまうと感じました。

得られるもの、失うものとある中で、私は”失うもの”の方が大きいと感じたのです。

退職するまでの道のり

休職してからは、会社の人事担当の方とやり取りをしていました。最初は休職の手続きの話、そこから休職期間の延長等で何度か連絡をしました。
休職初期の頃に、異動の相談もしていました。その際は、電話面談という形式で休職に至った経緯や原因等を話したのち、異動の可否について相談させてもらいました。
そこで「異動検討」の方向で進んでいたら、今こうなっていなかったかもしれませんが、人事の権限で異動できる会社ではなかったので、現場と交渉する勇気や理由も湧かず、そのままズルズルと休職期間を先延ばしにしてきました。

そろそろ復職を判断しないといけない期限に差し迫ったところで、復職の選択をしきれず、退職に至ったという感じです。

すごくびっくりしたことがありました。「退職します」という意思表示をした後すぐに、「退職日はどうしますか」という話をされ、「退職の申し出をした日(つまり「退職します」と言った日)で問題ないです」と言われたことです。
「え?休職中の退職って、そんなに呆気ないんだ…」と感じました。退職することを決めたとはいえ、その日付で退職する心構えはなかったです。

結局そこから交渉ののち、7月末付で退職することになりました。

退職の意思を支えてくれたものたち

まず家族の存在が本当に大きいです。一番近い存在の夫。夫は、退職を押すでもなく否定するでもなく、あくまで私の気持ちに準じて発言するか、自分の意見(自分だったらどうするか)として考えを伝えてくれる人でした。
妻が2回目の早期離職となることについては、特段の抵抗はなく、総じてフラットでした。最終的に退職の気持ちを伝えた時も、なんて反応されたか私自身が覚えていないほど、良くも悪くも特別なことは言われませんでした。
もしこれが、極端に世間体を気にするタイプか、逃げることに拒否反応を示すタイプなら、私はもっと追い詰められていたかもしれません。「もっと私に関心を持ってほしい」と思うこともしばしばありますが、追い詰めてくるようなタイプではないだけ、マシかもしれません。

そして母親の存在。これは本当に大きかったです。母親には、休職や退職の気持ちをタイムリーに報告していました。夫にほど事細かく事情は話しませんでしたが、状況は常に報告していました。私が休職していると知ると、家の近くまで来てくれたり、ランチに誘ってくれたり、すごく気にかけてくれました。私を追い詰めるような発言は一切なく、退職を決める前も「そういえば、結局辞めるん?」と聞いてくるような感じでした。
「つらかったら逃げたらいい」というメッセージを勝手に感じていました。
もし母親に、「あんた、そんなに逃げてばっかいないで、もっと頑張りなさい」みたいなことを言われていたら、もうめちゃくちゃに病んでいたと思います。

あとは本の存在も大きいです。本を読むことで、自分にはなかった考え方や自分を肯定してくれる考え方を知り、少しずつ自分を受け入れられるようになりました。

👇休職中に読んで救われたおすすめ本
・仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢
・死にたいけどトッポッキは食べたい
・私は私のままで生きることにした
・あやうく一生懸命生きるところだった
・怠けているのではなく、充電中です。

ほとんど韓国人著者の本ですw韓国と日本って似ているんだな〜と。。。

あとあと、noteの存在。自分でもnoteを書きながら、おすすめに出てきた似たような境遇の皆様の記事を沢山読ませていただきました。
リアルタイムで適応障害や休職を経験した方、過去に経験して乗り越えた体験記を書かれている方、色々読ませていただきました。
「私も自分らしく生きていこう」と思わせてくれる、大事な瞬間でした。本当に感謝しています。

これからのこと

これからについて、真剣に考え、動かないといけない時期が来ました。
この2ヶ月、十分すぎるほど休んだので、そろそろ生活を取り戻さないとい思っています。(休職前の自分と同じように活動を始めるとまた気を病んでしまいそうなので、加減はしていきます。)

👇リスト
・早起き(夫と同じ時間に起きれるように頑張る)
・転職活動について考える
・転職までの生計を考える
・副業の計画立てる
・キャリコン勉強の計画立てる
・その他、自分の幸福度を上げるものたち

転職活動をする時に、大事にしたいものは下記。
今度は、以前みたいに見栄を張らずに、心の底から大事にしたいもの。自分らしくあれる条件たち

・人間関係:社内の人間関係が複雑すぎない。関わる人が多すぎない
・KPIが厳しすぎない
・会社の方針やビジョンに共感できる。好きになれる。
・どんな思いで働いている人が多いか(思いを一緒に働ける)
・個人のお客様にじっくり向き合う環境や仕事内容
・フィーリングで違和感がない
・教育方針(マイクロマネジメントはNG)
・個人の裁量権
・心のHPが保てる環境(ワークライフバランス)
・副業可

毎日適当に生きすぎて行き当たりばったりだったので、そろそろ毎日のスケジュールをしっかり立てて遂行できるように頑張っていきたいと思います。

今後も、退職後の気持ちやどんな風に無職期間を乗り越え次に進んでいくのか、都度記録していけたらと思います。
私自身も、1ヶ月、2ヶ月先どうなっているのか全く未知ではありますが、自分らしく生きていきます。

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