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広告用の文章を書くこと全般を仕事にしています(コピー、人物紹介記事、パンフレットのコラム、編集、校正等)。自分の表現や意見を磨くためにnoteを始めました。

最近の記事

ミレーナを入れることにした話。(後編)

前編で、ミレーナを入れるに至った経緯を書いた。後編では実際の施術の記録を残しておく。 ミレーナは、基本的に生理の後半の日程で入れる。出血が始まった日から4日目~7日目がいいらしい。 これは、現時点で妊娠していないことが証明できるかららしい。当たり前だが、今妊娠している人はミレーナを挿入することができない。妊娠に気づかずにミレーナをいれてしまうと、流産を引き起こし、奪う意図のなかった小さな命を奪ってしまうからである。 8月14日、私の生理は予定通りに来た。きっちり28日周

    • ミレーナを入れることにした話。(前編)

      8月20日、私は子宮内避妊具「ミレーナ」を体内にいれた。 これから前後編に分けて、ミレーナを検討するに至った経緯と、実際いれた時の話をしていこうと思う。そして、一、二カ月後に「その後編」として体調の変化等を書こうと思う。ご興味のある方、宜しければお付き合いください。 まず、なぜミレーナをいれることにしたか。それは第二子出産の後から私の月経量(つまり出血の量)が増えすぎて、まともに社会生活を送るのに支障が出始めたからである。避妊のためではない。ミレーナは、いれることによって

      • 3歳の作詞作曲

        子供とは結構シュールな存在であると、育児をしてみて初めて知った。 いや、「シュール」というのも大人の勝手な解釈・意味付け・表現であり、彼らは単にあるがままなだけなのだろう。だが少なくとも、「これは子供が喜びそうだなぁ」と思うものを与えれば必ず喜んでくれるような存在ではないのは確かだ。喜ばせようとして掛ける「声かけ」や「相槌」も同様。それを痛感する場面は何度もあった。 2歳になったばかりの頃、長男がお風呂でおままごとをしていた。浴槽の縁をキッチンに見立て、小さな桶やカップに

        • 「お菓子帖」(綱島理友)

          編集者、という仕事を知ったきっかけ。それがこの本だ。 「お菓子帖」という昭和の懐かしいお菓子について書かれたエッセイ集。その作者のプロフィールに「編集者」と書かれていたのだ。 小学生(たぶん4年生)でこの本を読んだとき、お菓子が大好きな私は、私の身近にあってよく知っているこれらのお菓子(※ホームランバーとか梅ミンツとか笛ラムネとか駄菓子がほとんど)について熱く楽しく語ってくれるこの綱島理友さんという人が気になって仕方がなかった。こんなにもお菓子が好きなのだから、ちょっと太

        ミレーナを入れることにした話。(後編)

          自分を生きるために。(はじめの言葉)

          自分を自分たらしめているのは何なんだろうか。結婚のタイミングでそれまでの仕事を辞め、苗字を変え、住んだこともなく友達も一人もいない北陸の田舎街に引っ越してきた頃、そんなことをよく思っていた。 なんとなかる、そう楽観視してこの環境に飛び込んだのに、意外と「しんどい」日が続いた。「しんどい」というか、「むなしい」というか。毎日、なんの用事もなくこの街の中で生きているという事実にじわじわと打ちのめされて。目立った困難があるわけでもなんでもないのに、自分と世の中がうまく結節していな

          自分を生きるために。(はじめの言葉)