完全食の元祖！Soylent(ソイレント)と日本の完全食の比較について調べてみた
今ではかなり浸透してきて、聞いたことはある人も多い完全食。
前に投稿した完全食の記事もビュー数が多く、その需要が高まっていると感じる。
そこでふと感じたことがある。
日本人は何かと「元祖」「本家」といった初めてを大切に文化がある。
じゃあ完全食の「元祖」って何？
そこで今回は完全食の始まりとなったSoylent(ソイレント)についてご紹介します。
1.Soylent(ソイレント)とは
ソイレントは肉や野菜を使った従来の食事を取らずに生きていくことを可能にした最初の食品で、今の完全食の原型と言えます。
また、これまで生活の中で料理していた時間や費用を削減できたり、世界的な食糧問題を解決できる可能性も含んでいます。
世界的に生産された食品の50％は無駄となっており、便利で安い食事を取ることでアメリカの70％は太りすぎや肥満であると言われています。
一方で世界人口の7人に1人は栄養失調であり、発展途上国では3人に1人の食べ物が不足しているなど、世界的に見ても現在の食糧事情は大きな問題を抱えています。そこで、個人のレベルやより大きなレベルにおいて問題を解決すべく作られたのがソイレントというわけです。
2.Soylent(ソイレント)の基本・栄養について
味：プレーンとココアの2種類
形態：パウダー・ドリンク・固形食の3種類。今回は一番基本的なパウダーを中心に紹介します。
値段：約1kgで9,300円
栄養：
公式の成分表は以下の通り。
ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸や炭水化物、脂肪などの多量栄養素がバランス良く含まれているが、ビタミンなどに触れているとキリがないので基本となるPFCをまとめると
90gあたり
カロリー：400kcal
炭水化物：41g
脂質：20g
タンパク質：20g
ちなみに前回オススメしたベースブレッドは
1食(2個)あたり
カロリー：441kcal
炭水化物：51.4g
脂質：11.8g
タンパク質：28.1g
となっている。
成分だけ見れば体に必須となるPFCとビタミンなども含まれているので栄養は十分だろう。
社員の方が実際にほぼソイレントの食事で生活しているらしいが、特に健康面で問題無いらしいので、完全食としての完成度も高いと言える。
3.Soylent(ソイレント)の総括
【栄養士目線のポイント】
"メリット"
・世界で200万食以上売れている実績がある
・社員がソイレントの食事で生活しても健康面に問題が無いことを実証している
・パウダー以外にもドリンクや固形食など、1つで完結するタイプの完全食の中では3種類＋味のバリエーションも多数あり、1番種類が多いため味に飽きづらい(COMPはグミとドリンクの2種類)
"デメリット"
・今まで紹介した中では1番高い(1kgで9,300円なので1日の食費で4,500円くらい)
・固形食以外は噛まなくて良いので、咀嚼力の低下、それによる病気が懸念
"総論"
・海外版COMP
・ソイレントとタイプが似ている日本の完全食COMPユーザーは試す価値アリ
・金額的な面から常用のユーザーになるのはかなりハードルが高い
・ギフトセットもあるので完全食の元祖として食べてみると面白いかも
・買うべき人は「ある程度完全食を食べて味などの感覚がわかる人」
興味がある人は違う味試す感覚で食べてみると良いかも。
「初めてだし元祖の買ってみるか〜」くらいの人は日本に手頃な完全食が既にあるのでそちらから初めてみるのがオススメです。
(お世辞にも安いとは言えないので、口に合わなかった場合完全食が嫌になるかもしれず、栄養士的にそれは避けたい)
完全食の先駆者であり、トップクラスの販売数を誇るソイレント。
新しい時代の食事として、是非一度試してください！
【ソイレント公式HP】
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