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ここだけでしか書かない内緒話<月3〜4回配信/文字数で変動>

★月3〜4回の配信予定/文字数で変動★ 作家のお仕事、それまでの日々、テレビ出演、アイドルプロデュース、仕事の裏話、過去のこと、今のこと、人生についてなどなど、思っていたけど言え…
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#働き方

性格変える努力より時間の使い方を変える

「人生って、なんでこんなやらなきゃいけないことがあるんだろう。時間があっという間に過ぎていく」 そう思い始めるとストレスにきりがない。 「なんでこんなにやりたいことがあるんだろう。時間が足りない」 そう思うと、なんだかむずむずと浮き足立つような悪くない焦りが。 ただ、どっちにしろ “なんか時間が足りない” というふうに感じているのは一緒。 そこをクリアしたいなあとずっと思ってきた。 ただ、私は割とのんびりやで朝の起動も遅いし、合間合間に一杯お茶を飲んでボーッと

突然現れた自称不死鳥からの伝言

ものごとって “誰が” “何を” どの”タイミング”で 言うかなんだなあということが、しみじみ思うことが人生ではあります。 これはべつに直接でなくても、本でもテレビでも街の広告でもふいに出くわすことがバチーーーンと自分にはまることがある。 ここ最近そういうことがいくつかあったので、マガジン読者の皆様へ、その大切な言葉をお渡しするべく綴りますね。 これは、1日でも早く届けたほうがいいお話だと今の私なら思えるようなことです。 なのでさっそくスタート。 つづき ↓

辛いことは本当に人生の肥やしになるのか

過去にあったあれこれを、だいぶ時が経ってから あれは辛かった こんな酷い目にあった 許せないと思う トラウマになっている 誰かに知ってもらいたい というようなことを語られている方々のことが雑誌やテレビやSNSや、なんらかのメディアで語られているのを目にする。 正直なことを言えば、以前はそういうことがピンとこなかった。 #Me Too なども、正直モヤモヤすることも多々だったり。 でも、今頃になって、自分の経験を通して理解できるようになってきた。 人生で、理不尽なめ

作品の後ろで起きること

とても悲しく、辛いニュースを聞いて、ずっと考えていた。   考えていたというより、自分の奥にしまっておいたもの、なかったことにしたものが滲み出てきて、それで自分が悲しいとか悔しいとかいうより、旅立たれた芦原妃名子さんを思うと、ほんとうにやるせなくなる。   先にはっきりお伝えしておきますが、私はここで、誰が悪いとか、どこに責任の所在があるんだとかいうことを語りたいのではないです。   私は、原作の立場でお仕事をすることもあるし、原作をお預かりして作品にするお仕事をすることもあ

「生活」は見た目に出るという事実

どんなにとりつくろったり、付け焼き刃で頑張ったりしても生き方は見た目に出るっていうけれど。 ただ「生き方」っていう部分が実のところピンとこない。 "生き方" って、あまりにも長尺だし、範囲も広すぎる表現。 それを「生活の仕方」というふうに言い換えると、急にリアルさが増して体感を伴い出します。 生活の仕方は見た目に出る。 そう思うと、急にヒュッと背筋を伸ばしたくなるんですよね。 そして、自分のことでもまわりのことでも心当たりが多々。 先日も「生活の仕方は見た目に出

本当のことが話せる日

またこの日が来ました。 この日、このぐらいの時間にここで記事を書くことが私にとっては恒例となっています。 年を越す数時間前にしか思えないこと、言語化できないこと、この勢いで言っちゃえることってあると思うんです。 今日しかとれないお魚、みたいな感覚で綴ります。 フォロワーの皆様、そして、たまたま通りかかって読んでくださった皆様、ありがとうございます。 このあとマガジンの皆様への記事になるので、ここで一旦お別れになる方々に、先にご挨拶させてください。 私に少しでも興味

最近、なんかいろいろ不気味だ

「最近、なんでこんなに電車や道で嫌な態度なの? なんでみんな殺伐としているの?」 というような言葉を本当にあちこちで聞く。 それもなんというか、男女ともに、いかにもなヤカラ風味人や、どぎついキャラクターの人がそうだというわけではなくて。 「すごく普通っぽく見える人なんですよ」 「おとなしそうに見える人なんですよ」 「舌打ちとか一生しなさそうな人なんですよ」 「コンサバっぽい女性だったりするんですよ」 「まじめそうでスーツ着たおじさんだったりするんですよ」 みたいな話を

大人の明るい将来とは

「将来はどんなふうになりたい?」 昔はよく訊かれたものでしたが、もうまったく訊かれなくなりました。 もうすぐ50にもなるいい年の人に、今さらそんなこと訊いてもたいして面白くないだろう……とかを頭で考えて質問をしないようにしているわけではないと思うんです。 おそらく、考えなくてもそれを訊かないカテゴリにいる人だと自動的に無意識で判断されているんだと思います。 男だなとか女だなとか子供だなとかおじいちゃんだなとか猫だなとか鳥だなみたいな感じで「なんかそういう年齢の人」みた

光を見つける才能

はじめに。 いつもは、どなたでもお読みいただけるエリアをもうけた記事を書いていますが、今回の記事は、マガジン読者の皆様のみお読みいただける記事とさせてください。 それからこの記事は、マガジン『ここでしか書かない内緒話』と総合美容マガジン『なんでそんなに若いの?美容法教えます』の両方の読者の皆様へ向けての共通記事とさせてください。 両方ご購読の方は、重複した通知がいくことご了承いただけたら嬉しいです。 いつもフリーエリアを読んで下さっている皆様は、ここで一旦お別れとなり

本当は言いたいことを言いたいけれど

「あなたの書いたことで、ひとりも傷つかないなんてことはないから、そこはあきらめろ」 約20数年前。 デビュー前の修行の段階からお世話になっている編集者、幻冬舎の舘野さんから教えてもらったことだ。 人間は、考え方や言語に込める意味がそれぞれ違うものだし、置かれている状況も立場もみんな違うし、その日の気分も体調も違うのだから、当然のこと。 いろんな人がいるのだなあと思うまで、けっこう時間がかかったというか、まだまだ今でも驚かされることが多い。 本当は言いたいことをはっき

人のせいにして生きたかったけれど

最近、出かけると特に世界と自分の間に距離を昔より感じます。 この感覚はなんなんだ? 考えた結果、シンプルに「歳をとったからなのでは!」と思ったり。 生まれて以来、この世界にいる時間が長ければ長いほど、馴染んで慣れていくはずで。 いつかは世界と一体化気分で生きていけそうなものなのに。 「あれっ? 自分っておかしいのかな? 世界よ、なぜだ! なぜそんななんだ。なんとか理解したいがうまくできない」 というふうに思うことが増えてきました。 これは年齢だけでなく、元々の性

誕生日問題

まず今回の本編とは関係ないけれど…… 前回のこのマガジンの記事、けっこう内緒なことを書いたのよ。 でもそういう時に限って、私あんまりわかりやすくドキドキしないタイトルをつけるようにしているんです。 なので、そういう時に限ってスルーされることにもなりがちだから「そんなに面白くないかもしれないし、こんどでいいや」って思った方も読んでみてね。 あと、最近だと(過去にもけっこうあるよ!)これもけっこう際どい話。だから一見、小説風味にしてあります。 ここだけの内緒話をマガジン

一生のお守りになる言葉

考えてみれば、私って、生きてきてまだなーんにもしてないなあと思ったんですよね。 今さらかよ! というふうに突っ込まれるかもしませんが(笑) まあこれを突き詰めていけば、自分は無力だ、ダメなやつだとかいう穴に入り込んでいくんですけれど、この年齢に至るまでその穴に何度か入ってみるとさすがにそれって無駄だとわかってくる。 1年が終わる時節 「今年はなにをしたっけ」 と、考えてみたりするけれど 「あれっ? たいしたことしてないのでは」 などと焦って、慌てていろんなこと

人生の成功法系の話にモヤモヤ

こうすれば、生活は快適。 こうれば、人生は豊か。 こうすれば、収入が増える。 こういう時間の使い方をすれば、何倍も得。 こうすれば、幸せになれる。 そういうことを教えてくれる「ざ、成功者」的な動画や書籍などなど目にすると「お!」と、欲が出て一瞬心を奪われる。 そして見たり読んだりすることもある。 なるほどなあ。そうだよなあ。そうしてみようか。 というふうに考えることもあるけれど、誤解を恐れずに言えば、よく思うことが実はある。 「教えてくれるこの人たちが、私のようなも