養鶏研修がはじまって1ヶ月半。28歳になっても、学生みたいに学びの連続だった。
ひさしぶりに2人で写真を撮った。
12月から住む場所も、時間の過ごしかたも一変。養鶏研修をはじめた。福井県嶺南の敦賀市の養鶏場なので、農家さんでの住み込み研修だ。
たまご農家さんで実際に鶏を飼育。たまごの回収、えさの給餌、たまご磨き、包装、発送。たまごを使ったたまごスイーツ作成。
農家はやることばかり。年中無休だ。
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たまごを生産する。簡単なようだが、とても深く日々の改善、そして継続が求められる。
えさは納豆菌で発酵させる、直配合の発酵餌。発酵している餌を与えることで、にわとりの腸内環境も抜群。ほとんど鶏糞の匂いはない。
発酵餌。人間と同じくにわとりも発酵食を食べることで、健康でイキイキと生活できるのである。大きな発見だった。
にわとりが生活している環境も抜群に良い。おっきなビニールハウスでのびのびと走りまわり、駆けまくっているコッコたち。
人懐っこく、だんだんとぼくたちにも懐き、餌を鶏舎に持って入ると「えさをくれー♪」の大合唱。
給餌箱にえさを入れるのですが、ずっとついてくるようになった。人懐っこいコッコとの生活は毎日が楽しい日々だ。
のびのびと育ったコッコのたまごの味は最高。そして、コッコたちもしあわせそう。しあわせに暮らすにわとりに囲まれながらの生活は本当に充実している。
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ただ、住む場所も時間も変わり、最初は戸惑いもたくさんあった。慣れない環境へのダイブ。不安もいっぱいだった。
それでも、ささえたまご農園オーナー佐々江さんに全面的に支えてもらい、のびのび楽しく学ばせてもらっている。本当に感謝だ。
この冬は、学ぶ冬。養鶏のこと、たまごのこと、たまごスイーツのこと。学びの連続。
できることも増えて、この1ヶ月だけでもすごく成長したな...って思う。
新しいことへのチャレンジは、最初は不安だけど、やっぱり急角度で学べる。不安の先に学びあり、だ。
イキイキと、学べる。これもふたりだからできること。ふたりだから乗り越えていけることだと思う。
もしひとりだったら...。
なんて考えると、もしかすると挫折していたかもしれない。さらに毎日楽しみながら、学べる環境があるからこそ、だ。
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そして、あらためて思うのが、この歳で学生みたいに毎日学べる環境に身をおけることって、すごくすごくありがたいということ。
大人になっても学び、青春感覚。"生きるよろこび" を日々感じながらの生活はハリがあって、楽しい。
学び、成長できる、こと。最高の時間の過ごし方だと思う。これからもずっと学びの連続を過ごしていきたい。
"大人になっても、学びの連続"
学生時代では、考えられなかったこと。大人になったらつらい日々が続くと思っていた。辛抱の日々...。
でも、東京に就職をし、4年で会社員を辞めて、日本一周の旅に出て、田舎に移住をして...。
どの経験もじぶんにとってはなくてはならないもので、どの経験も楽しい日々。
大人になってからの方が学びが多いのではないのか、ぼくは思う。
主体的に人生を歩めば歩むほど、学びが大きい。そのときどきで最大限に学び、次の人生につなげる。
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今回の農業研修も、最高の決断で、最高の学び。人生を歩んでいく基盤づくり、仕事づくり。
そのチャレンジは充実している。
じぶんたちの未来は、じぶんたちで創る。
だからこそ、常にじぶんをアップデートし行動していく。
学び、行動し、学び、行動し、その連続のなかで...さらに成長させる。
日々、学び。行動あるのみ。
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