将来やりたくないことを考える

今年から大学生になり、2年後の就活について考えるようになりました。

将来について考えるようになったのは、きっと私に将来の夢ややりたいことがないからです。

高校生の頃、ぼんやりと体育教師になりたいと思ったことがありました。

しかし体育教師は’’ブラック’’、’’倍率がものすごく高い’’という言葉を聞き、「やっぱりいいや。」とそこで自分の中で一線を引いてしまいました。

私は高校受験の時、志望校に届かず失敗しました。

その時の失敗を今でも恐れて、気になる職業を見つけてもデメリットを考えてさっさと諦めてしまうようになってしまったのだと思います。




そこで、逆にやりたくないことを考えたんです。
やりたくないことを考えたら次第にやりたい職種が絞られ見つかるのではないかと。

やりたくないこと(私的個人の意見です。当事者の方で気を悪くされた方はごめんなさい)


・デスクワーク
・IT系
・事務
・製造

こうやってあげていくうちに、段々と私は人と関わるのが好きなのだと分かりました。

アルバイトでも接客業を自分から選びましたが、このリストを作るまで将来の職と結びつける考えに気が付きませんでした。

アルバイトで接客業をやっている中で、クレーム対応や金銭ミスなど「デメリット」ももちろん出てきます。

しかしそのデメリットより仕事のやりがいが上回っているからこそ楽しく続けられています。

やりたい仕事のデメリットが浮かび上がってきても、それが許せる範囲であればこれから先自分の目標にすべき仕事なのかなと思います。



私のように、将来の夢ややりたいことがない人は多いと聞きます。

幼い頃から「将来の夢はなに？」という質問をたくさんされてきて、夢がある人は偉い！とかなりたい像があるのが立派！とかそういう風習が日本にはあると感じます。

しかし夢があればいいという訳ではありません。焦って作る必要も無いのです。

あくまでも「夢」は、人生を豊かにするために自分を見つめ直す手段にして欲しいと思います。