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二人芝居「夢かもしれない」終演しました!

長沢郁美(美術作家)むらやまちあき(企て屋)による二人芝居「夢かもしれないが無事に終演いたしました。
満員となり、たくさんの方にお越し頂けて感激です。

私は「人生は全て夢かもしれない」と普段からよく思っていて、
そんな話をちあきちゃんと話す中で公演のテーマとすることに決めました。
シュールでちょっとコミカル不思議短いお話をいくつか書き、二人で演じました。
不思議な世界をただ創りたかったわけではなく、私がいつも考えていること大切にしたいと思っていること人生観や自身の痛みなどから題材を引っ張ってきて、イメージの世界の中にポンっと入れてみたいと思って創作しました。

バナナ
「葬式」作・演出 むらやまちあき

バナナを舞台上に吊したいというのは、構想当初から思っていて
「コンセプトはなんだろう?」と自分でも少し思っていますが、身近にあるバナナが浮いているだけで、現実ではない世界のように感じられたり、バナナが何か別のものに見えてきたり、何かの象徴のようでもあったり、改めてバナナって美しいなあと感じたり。
感覚的に出てきた発想の全てにちゃんとした説明が追いつかなくても、感覚的な衝動を信じようと最近は思っています。

「ずっと寝てたお母さんとかなちゃんの話」作・演出 長沢郁美

音楽も公演のテーマに合わせて村山愛也佳さんに作っていただきました。
お話と音、光、もろもろが重なり合うとイメージしていた世界がより立体的になり、よりダイレクトに表現することができるなと感じ、絵での表現とは違った方法でできることを発見して、学びが多かったです。

「かもしれない」という言葉が私は好きです。
いろんなことは曖昧で、答えがなくて、視点や立場や時代やもろもろが変われば、見え方も捉え方も変わっていくし、全ては常にゆらゆらと揺れているのだと思っています。そのゆらゆらを、そのまま愛しいと感じて、なんとか形にできないかなあ〜と思い、これからも創作に励んでいきたいです。
また舞台については、振り返ってまとめてみたいです。

「ナオミ先輩と後輩ちかちゃん」作・演出 長沢郁美

そして、次は絵や立体の制作に励みます!またそのうち演劇もしたいし、脚本・演出のみもしてみたいなと思ったり。いつか展覧会でパフォーマンス的なことをしてみたいとも思ったり。

お越しくださった方々、気にかけてくださった方々、ありがとうございました!!

「ゆみちゃん」作・演出 長沢郁美
歌とライブドローイング
パンフレット制作や宣伝美術や事務的なあれこれも二人でしました。

長年の友である写真家の武智くんにスチールを撮っていただきました。
とても素敵な写真がたくさんあるので、またアップしたいです。
Photo by  Shuzo Takechi


2024年3月23日
二人芝居「夢かもしれない」
i Rego Garage

作・演出・出演
長沢郁美  むらやまちあき

楽曲提供 村山愛也佳
音響 ハチロー
照明 こいでまりも
スタッフ 池田貴子 長沢涼音
写真撮影 武智周三
協力 池田練悟

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