魚嫌いな娘の、好きな魚
中1の長女は魚が苦手である。
魚がというか、なんか生臭いかな?とか食感が特殊かな?というような食べ物を食わず嫌いする節がある。
だから調理の仕方によっては食べられることもあるのだが、
「きょうのごはんなに?」
と聞いてきて、魚だと答えるとひとまず
「えー」
と答えるのだ。
かくいう私も、火の通った魚以外の魚介類が食べられないので好き嫌いについてつべこべ言う資格は全くないのだが、
作ってもらって「えー」はやだな。
私のはどーーーしても食べられないし、食べようと努力したり、食べられなくて申し訳ない感も出すのに、気まぐれ苦手の分際で「えー」は・・。
ちょっとムッとしつつ、
「ホッケとサバがあるよ」
と選択肢を出すと
「ホッケ」
と即答。そう、最近ホッケだとすんなり」食べるのだ。
「ホッケのどういうとこが好きなの」
「・・・・響きかな?」
「響き?」
「ほっっけ、っていう響き」
「響き」
「そう。ひびき」
ほっけ
ほっけ
ほっけ
ほっけ
ほっけ
・・・はい、あなたもホッケが好きになーるー。