3歳で初めての貯金、メイクセットを手に入れるまで vol.1
皆さんこんにちは、イクジアリです。前回の記事でお伝えした通り、今回は3歳の娘が貯金をして少し高いメイクセットを手に入れるために、貯金を始めたお話について取り上げます。
娘の目を輝かせたメイクセット
2月のある日、手に入れたお小遣いをもって、100均にお買い物にいきました。そこで、見つけたのは、550円のメイクセット…!!!
メイクセットに一目惚れした娘は、目を輝かせながら、「これが欲しい!」と叫びました!ただ財布の中身を見ると203円、毎月のお小遣いは330円なので、貯金をしないと買えません。
「このメイクセットは550円で、今持っているのは203円だから、お小遣いを貯めないと買えないよ」と言い聞かせます。
貯金箱を購入して、貯金の概念を教える
貯めるという概念を教えるために、一緒に貯金箱を選んで「お金が手元にあるとすぐ使っちゃうよね。この貯金箱は、メイクセットを買うためのお金をいれて貯めておこうか」と話して、家に帰りました。
家に帰って、「いま、203円あるよね。メイクセットは550円だから、お金を貯めないといけないんだけど、いくら入れる?」と尋ねました。
すると迷いながらも「でもメイクセット欲しいから、200円いれる!」と答えて、なんと200円も貯金箱にいれたのです…!!!
3歳でも貯金の概念がわかるのかと、びっくり…!!!
貯金への挑戦:娘の決意と成長
そして3月になり、330円のお小遣い日。「お小遣いでメイクセット買うの!」と娘はルンルンです。330円をあげて、貯金箱に入れ、合計530円。
「メイクセットは550円で、今530円だから、メイクセットを買うには20円足りないね。どうする?」と厳しい現実を突きつけます(笑)
「4月になるまで、お小遣いを待つのか、それとも20円がんばって稼いで手に入れるかどうする?」と尋ねると「稼ぐ?」とポカンとしています。
「パパやママは、誰かが困っていることを助けて、ありがとうの気持ちをお金でもらっているんだよ。○○ちゃんもパパやママが困っていることを助けてあげたら、お金をもらえるんじゃない?」と提案すると「困ってること助けたい」という娘。
困っていることを助けて、20円を稼いでみる!
「じゃあママが困っていることについて考えてみようか!ママは今すごく疲れているんだ」と伝えると、「ママは疲れているから、よしよししてあげる♡」と言う娘。思わず20円あげたくなりますが、グッと我慢して「よしよしも嬉しいけど、よしよしだと20円はあげられないかな。でもママはいつもマッサージ屋さんにいって、お金を払ってマッサージをしてもらってるから、○○ちゃんがマッサージしてくれたら、20円払うよ!」と提案すると、マッサージする!と張り切ってマッサージしてくれる娘。
実感タイマーで2分はかり、「ありがとう、すごく疲れがとれたよ」とお礼を言って20円をあげると嬉しそう…!!!
そして、ついに550円溜まったのでいざ、メイクセットをもとめて、100均へ!
メイクセットは手に入るのか?!
そして100均でメイクセットを買いに行くと。。。。なんと在庫がないではありませんか!!
「ここにあったこのメイクセットはどこにありますか?」と必死で店員さんに尋ねる私。「調べてみますねー」と店員さん。
そして戻ってきて、あえなく「在庫がありませんね、そして廃盤予定みたいです」と残酷な宣言をする店員さん。。。
買えないことがわかり、「メイクセットがほしいのに!」とわめく娘(泣)
「この子が必死にお小遣いで貯めて買おうとしていたメイクセットなんです!どうにかして手に入りませんか?」と畳みかける私。
「もしかしたら、大きい店舗に在庫があれば、その店舗にあるかもしれませんね」と店員さん。
しかたがなく、トボトボと家に帰る娘と私。
次回予告:メイクセットは無事手に入るのか?!
次回は、在庫切れのメイクセットを求め、格闘する物語です。お楽しみに!