「彼にだけ必要とされたい」を制御する方法
もはや、家族から必要とされようがなんだろうが、自分の心には一切響かない。「彼の」愛情と承認がないと生きていけない。彼がいないと死ぬしかないとまで思っていて。
そんな自分を変えるために、今までは「彼がいなくても大丈夫」とコーピングしたり、考えないようにしてやり過ごしてきたけど、根本的なところに迫れるようになったので、私がやってきたことをまとめてみる。
基本的な考え方については以下の記事を見てほしい。
かんたんに言うと、自分を一番必要としているのは、自分だという意識を育てていけばいい。
「誰かに必要とされたい」と思わなくていい理由
①「必要としてくれている」シグナルを受け取る土台を整える
付き合ってた頃から、この手の満たされないもやもやを抱えて生きていた。「彼が私を必要としてくれている」シグナルを発しているにも関わらず、「必要とされたい」のにも関わらず、「私をおだてて気分よくさせようとしてるだけ」と、スルーして、拒絶したり受け取れなかった。
なのでこれは本心で「必要とされたい」と思っているのではなく、「自分を認めてほしい」という思いから来ていることに目を向ける。過去を振り返って、そうなる原因と向き合う勇気を持つことが、まず大事になってくる。
②構造で理解する
彼から必要とされたい
自分は、自分を必要としていなくてもどうでもいい
家族が、自分を必要としていなくてもどうでもいい
他人が、自分を必要としていなくてもどうでもいい
という構造になっている。自分を必要としてくれてる人の範囲を狭めることは、リスクしかないし、彼に依存する原因になっている。彼以外の自分を必要としてくれる人の存在がいても無下にすることになるし、現実を見れていない。自分が今、自分の思い込みという妄想の中に生きていることを自覚しなきゃいけない。
③必要とするかは相手が決めること
他者と自分の境界線の甘さがある。「必要とするか」どうかは、相手が決めることで、その結果は、自分にはどうにもできないことを知らなきゃいけない。馬を水飲み場まで連れていくことはできるが、馬が水を飲むことを強要できない。
④彼は「家族の誰か」の投影でもう必要ないと、嘘でも思いこむ
私の場合は、父親だった。自分勝手なところが似ているな、よく観察してみると、彼は「人の話を遮ったりしない」し、全然違う人間だという事がわかった。「父親に愛されなかった」「ありのままを受け入れてもらえなかった」という思いが、彼に対する行動に繋がっているので、父親との関係改善をとにかくがんばる。
父と腹を割って話したら、実際は、私に関心がなかったのではなく、「自分が男兄弟で、女の子の扱い方がわからなかった」という理由だった。父は父なりに私のことを大事にしてくれていたと知って、満たされない思いが埋まった感じがした。
関係改善しても彼のことが好きならそれはそれで、ホントに彼に惹かれているということだし、いいじゃないか。やってみる価値しかない。
⑤養育環境を振り返り、手放す
自分は毒親によって、相手を必要としない人間に育てられた。相手の必要を満たすことが存在理由になっているので、それ故に相手に必要とされたいという思いが強い。
このあたりは、以下の記事を見てほしい。
【毒親】「干渉」が私の全てを歪ませた
【毒親】「ありのままの自分を受け入れてもらえなかった経験」が私の全てを歪ませた
⑥まず、自分が相手を必要とする
自分の必要とされたいが抑えられていくうち、必要とされたい思いが強いのは、私じゃなく、むしろ彼の方だということに気づいた。自分は必要とされたいと思うばかりで、相手の必要とされたいを満たす行動をしたことがなかったので、それをやってみる。具体的には「居てくれて助かった」「ありがとう」と存在レベルで感謝する。相手を必要とすることで、相手の入る隙を与えて、頼りやすくなったり、甘えやすくもなる。
⑦彼が居なきゃだめ=この人を支えてあげてる自分が好き
これが一番確信めいてるんですが。恐らく彼が居なきゃダメっていうのは、彼に限らず、好きな人ができるとそれが発生しやすい。一人の人に尽くしたいって思いもあるんだろうけど、一番それが愛情を得られやすいからやってしまう。
彼が居なきゃダメ自分が出てきた時に、あ、そうだ支える自分が好きだったって思い返す。
似たような話題は「#バタ子の認知の歪み改善」というタグにまとめています。」というタグにまとめています。
最後まで読んでくれてありがとう!他にも私自身を変えるのに役に立った具体的な方法を投稿してます。私は私が変わる為思考の整理の為にしか書いていませんが、続けて読むとヒントになるかも。(目次を見てね)おかげで精神が成熟したので毎日更新はやめます!何か不明な点等あればコメントなど下さい。