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「楽しさ」の区別
30歳になって、一番ダサいな、、と思っていた「20代の頃の方が楽しかったな、、」と感じている自分に気づいてしまいました。
「昔は良かった、、」と言っている人は、本当カッコ悪いな、、と思っていたんですが、自分が気づいたらそうなっていました。
「楽しい」ってなんなんだろう、、と考えてみました。
自分の今の所の解釈は「楽しい」には「刺激的楽しさ」と「喜び的楽しさ」の2種類があるんじゃないかということです。
▽刺激的楽しさ
興奮がセットになる楽しさ
新しいことに触れたり、物事にワクワクするもの
▽喜び的楽しさ
満足がセットになる楽しさ
やっていることそのもので心が満たされる感覚
例えていうなら
地元宮崎を出て都会の京都で生活し始めた時
初めてバイトをした時
飲み屋で女の子を口説いている時
初めて海外に行った時
初めて営業で受注した時
刺激的楽しさを存分に実感していました。
一方で、
会を主催して人と人とを繋いでいる時
自分の仕事によってクライアントに成果が出た時
キャンプで焚き火をぼーっと眺めている時
友人とマラソンを完走した時
喜び的楽しさを実感していました。
どちらかというと100が総量だとすると20代は刺激的楽しさ70喜び的楽しさ30くらいで生きていました。
30代になって、物欲もなくなってきて、昔は「楽しい」と思っていた刺激物に全然楽しさを感じなくなってきました。
捉え方によっては毎日新しいことが大量にあるのですが、経験値をパターン化すると「あ、これはあのパターンか」と昔経験したことが繰り返されているようにも感じられます。
旅していても
本来、めちゃくちゃ感動するはずの景色でも、「この部分はあの場所のほうが綺麗だなぁ」「この綺麗さはここがポイントなんだろうなぁ」と以前までの感動が薄れてきました。
これは自分の感受性の問題なのか、器の問題なのか、ただ、間違いなく20代より「こんなの初めて!!!」という体験が少なくなっています。
20代は毎日が刺激に溢れていましたが、30歳になって毎日の刺激とはいかなくなってきました。
歳をとると人はまるくなると言いますが
歳をとるとこの刺激的楽しさの割合が減るんじゃないかなと思います。
もしくは刺激を感じる対象の質そのものが変化していくのかもしれません。
明確に言語化できていないものの確実に過ごし方が20代と30代で変わってきたことを痛感しています。
「昔の方が楽しかった」と思っている自分は死ぬほど嫌いなので、この喜び的楽しさを味わえる自分に変容するか
刺激的楽しさの刺激の感度の質を変える方針で今動いているのですが
刺激中毒者として30年間生きてきたので、日々もがいている最中です。
まぁ、葛藤しながら生きることってものすごく人間らしくていいな!と思うので、引き続き楽しんでみます。
人生の先輩方は似たような経験あるものなのでしょうか?
あるとしたならば、どのように乗り越えたのでしょうか?
しばらくの間、会う人会う人に聞いてみようと思います笑