化学物質過敏症さんである私の風邪の対処法
昨日の記事にも書きましたが、クリスマス前に、
迂闊にも風邪を引いてしまいました。
いただいていたお約束をすべてキャンセルさせてもらい、
数日間、家で大人しくしていたおかげで、
今は調子を取り戻し、
こうしてパソコンに向かうことも
できております。
予定変更を快諾してくださったみなさまには、
感謝しかありません。ありがとうございます😊。
さて、化学物質過敏症の私が風邪を引いたら、
どうするか、ということですが、
まず大前提として、
病院に行きません。
薬も飲みません。
何かを貼ったり、吸入もしません。
家で温かくして休んで、
よくなるのを待ちます。
化学物質過敏症や
アトピー、アレルギーの症状が出ている方の場合、
文字通り「化学物質」に過敏に
反応しているわけですから、
重要なことは、
化学物質を減らしていくこと。
たとえば、加工食品ならば、
食べ物+食品添加物(=化学物質)
なので、まだ食べ物の要素がありますが、
薬は、100%化学物質です。
普段から化学物質過敏症の傾向がある私が、
風邪で、体の機能が弱っているときに、
あえて、化学物質100%の薬を飲むのを
避けるのは、生物としての直感だと思います。
その代わりに今回、私が実践したことは、
①断食 とにかく食べずに胃腸を休ませること。
断食の仕組みについては、
昨日の記事をぜひお読みください。
そんなこと言われなくても、
熱が出ると、自然と食欲がなくなります。
それでいいのです。身体は正直です。
無理に食べる必要はありません。
普段から、断食中に取り入れている
自家製の発酵エキスを栄養補給として飲んでいました。
②水はしっかり飲む
白湯をたっぷり飲んでいました。
そのほかにも我が家で普段から作っている
濃度を高めたミネラルウォーターは
1日1リットル飲んでいます。
③よく眠る。寝るのではなく、眠る。
スマホで動画を見ていたり、
メッセージを返したりしていると、
休めているようで休めていません。
昼も夜も、眠れる限り、眠ります。
我が家では普段から安眠のために
セラピー等級のオルゴールを使用していますが、
頭痛のときも、痛みを緩和してくれて
重宝しました。
④しっかり出すことを意識する
水をしっかり飲んでいるおかげで、
お手洗いの回数が増えますし、
排便、排尿とても重要です。
便も尿も身体の不廃物の出口ですから、
しっかり出せていることは良いことです。
痰や鼻水は、身体がウイルスと戦った結果できた
死骸のようなものですから、
出せば出すほどよく戦ったなぁというサイン。
それを薬で止めてしまうなんて、まったく本末転倒です。
⑤身体を温めるものを摂る、飲む
梅醤番茶を飲む
無添加の梅干しをマグカップに入れ、そこに醤油をひとたらしする。
スプーンなどで梅肉を潰して、混ぜながらペースト状にする。
そこに三年番茶を注いで、梅ペーストを溶かしながら飲みます。
体調が悪く、梅醤番茶を作る体力がないときには、
梅醤番茶ペーストも市販されているので、そちらを利用するのも
おすすめです。お湯を注ぐだけでできます。
塩を舐める
白湯を飲みながら、塩を舐めていました。
塩はぜひ自然塩を選んでください。
私は特に冷えていたことを反省したので、
黒いもの💡とひらめき、神宝塩の黒い塩を
舐めていました。
ウイルスは熱に弱いので、身体は体温を上げて、
それに対抗しようとしています。
ですから、それを応援するために身体を温めるものを取り入れます。
ちなみに、解熱剤はせっかくあげた熱を下げるお薬。
ウイルスに対抗しようする働きを妨げてしまいますので、
解熱剤も飲みません。
※これについてはマクロビオティックの陰陽の法則が役に立ちました。
ナトリウムとカリウムバランスを整えるのですが、
これについては、改めて詳しく書こうと思います。
⑥ありがたく味わい愛でる視点を持って、
痛みやつらさを深く味わい楽しむ。
本当は風邪や体調不良にいいも悪いもない。
それなのに、これは良い、これはダメ、と
判断したがるのが私たちのサガですよね。
あっちへ行け!と言わんばかりに、
あわてて薬を飲んで消し去ろうとするよりも、
せっかく風邪という機会を得たのだから、
ここはしっかり味わっておかないともったいない!
というくらいの気持ちでしっかり味わってみる。
このように振り返ってみると、
私たちの心のどこかに、
風邪は良くないもので、
1日も早くやっつけて、治さなければいけない。
という考えがあるような気がしてきます。
長く休むと、
職場に迷惑がかかる?
家族に迷惑がかかる?
私は気楽な自営業の立場ですので、
自分が休むと決めたら、
当然その分の売り上げや営業機会は損失したり、
約束を守れないことで、
信頼は損なってしまうかもしれませんが、
自分が回復を優先させると決めているのだから、
すんなり割り切れます。
最終的には、自分自身が心地が良いように
してあげることが一番大切だと考えていますので、
今回の風邪の一件では、
化学物質過敏症という特性を最大限に活かして、
またしても、病院やお薬を遠ざけることだけでなく、
食事の摂り方、陰陽のバランスの取り方を見直し、
自分の体と対話する素晴らしいきっかけとなりました。
愛❤️感謝🙏
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
化学物質過敏症の生き方手帖 涼子