「行って帰る」のやりかた
❝ゆったり自然な流れを大切にする❞
ブレスプレゼンターの野地です。
バスにに乗った時、
「奥の方から詰めてお乗りください」
降りるときは
「手前の方から順にお降りください」
のアナウンスがありますね。
白隠禅師の書かれた「夜船閑話」の中に
「吐く息は心臓と肺臓より出て
吸う息は腎臓と肝臓に入る」
という文章があります。
これを意識してゆっくり呼吸をすると、
カラダの中のすべてが循環し始める感じがします。
バスの乗降と同じだな~って思います。
厳しい禅の修行で命を落としかけた
白隠禅師だからこその内観から生まれた
呼吸の仕方だと思います。
無理なことをせず、
本来の自然な状態に戻すだけで、
心も体も落ち着いてくるんですよね。
不思議と・・・
そしてもう一つ大事だと思う事。
「摩擦を避ける」ことです。
バスの乗降でも、
我先に!の人がいるととても危険です。
呼吸もハフハフ忙しくしていると
鼻や気管に空気摩擦が起きます。
その割には肺に届く空気が少ないのも現実。
人間関係でもそうですが、
自分がイガイガしていると相手を傷つけます。
逆に相手がイガイガしている空気を読めないと
巻き込まれてえらいことになります。
ヤバイ感じがしたら、離れたらいいんです。
余裕をもってゆったりと、
出るものは手前から入るものは奥の方へ
年の瀬だからこそ、呼吸を自然に戻して、
安定し心身で過ごせたら嬉しいな。
❝ゆったり自然な流れを大切にする❞
今日は火曜日。周りに振り回されない一日でありますように💖
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?