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「視点を外し続けろ。」
約10年間、外界と接触せずに暮らしていた一家が保護されたという映画みたいなニュースを読んだ。
なんでも一家は世界の終わりを信じるカルト宗教に所属し、終末を待ちながら暮らしていたそうだ。
この一家の中には、外に世界があるのを知らなかった子もいるらしい。
こんな宗教があるならこの一家以外にも外界と接触しないで生活している人間は多そうだなと思った。(日本にもいそう。)
別に宗教が悪だとは思わないけど、
このニュースのように宗教が視野を狭めることになったり、
数多くの戦争の原因になったりしていることを考えると、
クソだなと思うんだよね。
宗教で救われている人はいるだろうが、宗教が原因で何人死んでいるのか。
このニュースは極端な例だけど、
見ている・知っている世界が狭いと可能性も狭めてしまうんだよね。
10種類の職業しか知らない人と、1000種類の職業を知っている人では人生の可能性が違うでしょ。
なりたいと思える数、それに向けてやるべきことの数が違うんだからね。
自分に向いているとか、なれるなれないとかじゃなくまず世界を広げることが大切なんだ。
やりたいことが無いって人は、単純に自分の知っている世界にやりたいことが無いだけなんだから知っている世界を広げればいいだけ。
世界を広げつつ、多角的に物事を観れるようにもならないといけない。
多角的に物事を見れて初めて「現状」がわかるんだ。
だから自分とは真逆な意見や反対意見にも耳を傾けることは重要なこと。
多角的に物事を観れるようになるには海外のニュースサイトを観ることをオススメする。
日本では伝えられないニュースが見れるし、海外から見た日本はどう伝えられているのかを知れるからね。
最近だと、台風の影響で避難所に避難してきたホームレスが追い出されたというニュースがあった。
その中には「税金を払っていないんだから」という日本人のSNSの投稿も取り上げられている。
それに別のニュースで、日本で働く外国人労働者が奴隷的な扱いを受けていることも取り上げられている。
トランプの楽園、死にかけの国という記事もある。
こういった様々な海外の視点から日本を観れば日本は後進国だと実感できるだろう。
それが今の日本の現状だ。
これは日本のニュースだけを観たら気づかなかったことだと思う。
最近は映画・「ジョーカー」が話題になっているけど、色んな人の考察を読むことも多角的な視点を手に入れるトレーニングになる。
俺が読んだ考察の中で一番おもしろかった(その視点は無かった)と思ったのは、アーサーが黒人だったら警察にすぐ逮捕されて成り立たなかっただろうというNYタイムズの記事。
恐らくほとんどの日本人では考えられない視点でなるほどなと思った。
ニュース記事ばかり引用しているけど、
知っている世界を広げられて新しい視点視野を手に入れられる一番良い方法は読書だ。
まじで、圧倒的に読書。
知っていことが増えるのはもちろん、新しい視点視野も手に入るから読書は最高なんだよね。
「外に世界があることを知らなかった子ども」にならないためには、
常に視点を外し続ける意識を持たないといけない。
日本ではこう伝えられているけど海外はどうなのか?
自分はこう思ったけど、あの人はどうなのか?反対意見はどうなのか?
と主観だけで終わるんじゃなくて客観もどんどん取り入れよう。
世界を広げ多角的な視点を持てれば「現状」を知れるんだ。
現状を知れれば戦略が考えられるでしょ。