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「セミリタイアはクソダサい。」


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インターネット的な社会にな現代は、消費者側だってクリエイティブにならなきゃいけない。


インターネット的とは、クリエイティブな消費とは何かを知りたかったら読んでみて!



では、本題。


映画・「二郎は鮨の夢を見る」を観た。


東京銀座の地下にある10席ほどの鮨店・「すきやばし次郎」。


この店は去年まで12年連続でミシュランから最高評価の三ツ星を得てきた。


そんな世界中の食通をうならせている店の店主こそ、小野二郎。


そんな彼と彼の店を追ったドキュメンタリー映画。


制作したのが外国で、取材先が日本というドキュメンタリー映画を観るのは初めてで不思議な感じがしたんだけど、超最高だった。


俺はこの映画を観て、生涯現役かつ最前線でいることの大切さを感じた。



二郎さんは、今でも飽くなき向上心を持ち続けているんだよね。


今よりもっと鮨を美味しくするにはどうしたらいいのか?を四六時中考え続けているんだ。


そしてそのシンプルな向上心はしっかりと鮨に現れる。


映画に出てくる料理評論家の山本益博さんは、

次郎さんの鮨は、シンプルなのに奥行きがある。
シンプルを極めていくとピュアになる。


と評価していた。


そして最初に書いたように、ミシュランからも最高評価の三ツ星を12年連続で得てきて、その味は世界からも大絶賛されている。
(連続評価が途絶えた理由は予約が困難すぎるから。)




毎日同じようにやるのが職人


と語っていたように、二郎さんは同じことを毎日毎日繰り返す。


なんと電車に乗る場所まで毎日同じだそうだ。笑


もちろんそこまで自分に厳しくするのは、毎日同じように「美味しい鮨を握る」ため。


向上心を持っているから美味しさがレベルアップしていると考えると、「毎日同じ味」というより「毎日絶対に美味しい」のが二郎さんの鮨。


毎日絶対に結果を出し続けているってホントすごいよね。




じゃあなんで二郎さんが飽くなき向上心を持ち続けれるのか?職人として毎日結果を出し続けれるのか?


それは生涯現役だからだ。そして、最前線で戦っているからだ。


この映画は7年前に制作されたものだけど、2020年現在も二郎さんは現場も最前線に立ち続けている。


ご年齢はなんと94歳。


いくつになっても生涯現役かつ最前線で立ち続ける「あり方」は本当に格好良い。



そして生涯現役かつ最前線で戦う二郎さんを観て、改めてセミリタイアってクソダサいなとも思った。


俺は前からセミリタイアって言葉が嫌いなんだよね。


だって、セミだよ?笑

リタイア(棄権)だよ?


ほんと何なんだよこの言葉。笑


たまにセミリタイアを目指している人とか、それを謳ってビジネスをする人を見るけど、そんなに憧れるものなのか?


自分からそんなにリングを降りたいのかとマジで不思議に思う。


というか、セミリタイアなんて頑張って目指すものじゃないでしょ。


だってリタイアしたかったら、さっさと今すぐにすればいいんだから。


そこで「いやお金が」っていう人はセミリタイアを目指しているんじゃなくて、シンプルにお金を稼ぎたいってことだ。そしてセミリタイアって言葉に踊らされているだけだ。


たしかに老いが原因でリタイアするならまだわかる。


でもまだまだ動けるのにリタイアを目指すのってダサいよね。



まぁ人それぞれ目指すものや好き嫌いは違うからどうでもいいんだけど、


生涯現役、最前線で戦っている人間は格好良い。

セミリタイアはクソダサい。



俺はそう思っている。


なんだよセミって。笑


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