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「勝つためのスタートライン。」


昨日、夏の甲子園が始まった。

何回か書いたことがあるけど俺は小中高と学生時代はずっと野球をやっていたからアマチュア・プロ問わず野球観戦は大好きだ。

中でもやっぱり高校野球は違うものがある。

日本の人口が減少しようが、夏の気温が上がろうが

無くなってほしくない貴重な文化だ。
(時代の変化と伴に改善をしていく必要はある。)


高校球児を観ていると、全力を出すことの大切さを感じれる。

プロ野球も全力を出していないわけじゃないけど、

同世代で負けたら終わりの一発真剣勝負である夏の甲子園は一味違う。



正直、甲子園に出場する高校同士でもシンプルな実力差はあると見受けられる。

公立高校と私立高校では環境が違うからしょうがない部分だ。

だから、高校野球は同世代での勝負でも実力差で負ける世界でもある。

でも逆に、環境が恵まれなくても公立高校が私立高校を喰う試合だって起きる。

いわゆるジャイアントキリングってやつだ。

これは甲子園だけじゃなく、県予選でも起こる高校野球の醍醐味だ。



環境の違い、実力の違いがあるのになぜ有利だと思われている方は負けるのか?

それは勝つためには環境や実力だけじゃなく別の要素も必要だからだ。


その要素の一つとして運がある。

運がなかったから負けたと簡単に言ってしまえば

残酷に聞こえてしまうかもしれないが

これは事実だ。

むしろ勝つためには実力よりも一番重要な要素かもしれない。


それともう一つ、運と同じ部類ではあるけど

タイミングも勝つためには超重要な要素だ。

投手交代のタイミング、代打のタイミング。

これがハマるかハマらないかで結果は大きく違ってくる。

タラレバではなんとでも言えるけど

あの場面で投手を変えておけば、代打を出していればどうなるかわからなかった。

と思う試合はいくらでもあるからね。


以上、書いたように

実力(実力を付ける環境)、運、タイミング

が勝つためには重要な要素だ。


ただ、この要素を活かすには

そもそも勝つためのスタートラインに立たなければいけない。


じゃあ、そのスタートラインとは何か?

それは

ベストを尽くすことだ。


自分なりに出せる力を最大限発揮して

勝利を掴もうとするから上述した要素が活かせるんだ。

当たり前なことだけど勝とうとしない人間に

運という勝利の女神は絶対に微笑まない。

舐めプなんかして意味不明な勘違いの自信を持っていたら

勝利へのタイミングが測れるわけがない。


だから、俺みたいな凡人でも何か結果を出したいと思ったら

目の前のことにベストを尽くすことから始めるべきだ。

今できることにベストを尽くせないで

実力が付くわけないし、運も味方しないでしょ。

もちろん、タイミングだってわかるようにはならない。


高校野球を観ていると

皆、全力でやっているから

実力以外にも勝つために必要なことがわかるんだよね。


もちろん、ベストを尽くしても勝てないことはザラにある。

でも、そこで落ち込む必要はない。

ベストを尽くしての負けなら、

敗因は実力差か?運か?タイミングか?が検証できるから次に活かせるんだ。

舐めプして負けるのって超ダサいし敗因がわかりずらいんだよね。
(最大の敗因は当然舐めプしたことだけど。)


勝ちたかったら目の前のことにベストを尽くせ。

それが勝利へのスタートラインだ。



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