【書評】俺か、俺以外か。の感想文
なぜ読んだか?
嫁がローランドの本を紹介してきたから。
あと、ゆめみのSlackでローランドについて言及されてたような…
(内容は覚えてない)
怖いもの見たさで、とりあえず読んでみようかな、という感じ。
ちなみに、自分はテレビをほぼ見ないので、ローランドは1回だけバラエティ番組でチラッとだけ見たことしかない。
金髪ブロンドヘアに整形完全体として座る姿、という記憶しかない。
なので、自分はローランドという人間について全くしらないまま嫁に勧められつつこの本を読んだ。
共感したところ
どれだけ生きたかよりも、どう生きたかが人を決める
「若いからできなくてしょうがない」は年齢に甘える思考で、成長の妨げになりナンセンスである、と言い切ってるのが素晴らしい。
こういう言葉は自己啓発本でよく見るが、やっぱ成功する人はこの姿勢だよなぁと納得させられた。
年齢を言い訳にしないよう気をつけようっと。
自信を持てとは言わない、自信のあるフリをしてみな
自信というものを「人を魅力的にさせる大切なツール」と表現している。
この表現、イイね。
そして、自信がない時の対応方法が載っている。
こういう意図的な態度と仕草から、自信があるように振る舞っているうちに、いつのまにか自信満々な自分に気付く、というのだ。
これは自分も似たようなことを体験したことがあり、とても同意できる。
自分が若い頃も「自信がある」という思い込みでも楽になれた記憶があり、効果はあるのだろう。
人のSNSは見るな
これはローランドに対してSNSで批判的な意見する人がおり、その対策としての考え方を示していると思う。
「情報過多の時代に、意識的に不要な情報が入ってこないよう努めてきた」とあり、とても同意できる。
自分もSNSは似たようなことをしており、Facebookはもうほとんど見ないし、Twitterは自分の作った音楽を投稿する場としか使ってない。
人の私生活のログを見ても、自分に何も得ることはないからね
面白かったところ
ユーモアを大切にすることは忘れない
正月に親戚一同が集まったとき、ローランドの金髪を「親にもらった髪の毛を粗末にする行為だ」と言ってきたらしい。
それに対してローランドは、「あなたはそんな親から大事な髪の毛、ほとんどなくしているじゃありませんか」と返し、一同爆笑した。
というエピソードがあった。
これはこれで面白いのだが、ローランドは罵り合うよりも、ユーモアセンスが効いた言葉で抑止しようとする姿勢が素晴らしい。
これはまさに自分が普段から目指している姿であり、それをローランドが行っているのを知って一気に親近感が湧いた。
(危うく金髪ブロンドヘアな自分を想像した)
最後に
ローランドは「俺はタバコを吸わない」と言っているが、、、
表紙はタバコをくわえた姿になっている。
これは単に「くわえタバコがカッコいいから」なのか、読者へのジョークなのだろうか?
気になる…