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【私の仕事】他人の使命を知ると、やさしくなれる【税理士】
□税理士には、使命がある。
世の中の大抵の仕事には、「使命(与えられた任務)」がある。
今回は、私の仕事(税理士)の使命について、説明したい。
税理士の使命は、法律に規定されている。
税理士は、税務に関する専門家として、「独立した公正な立場」において、「申告納税制度の理念」にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを「使命」とする。
□誤解されやすい使命。
この使命、とても誤解されやすい。
「税理士の使命」の中に「他人を巻き込む理念」がある、からだ。
「理念」とは、『物事において「このようにあるべき」という、根本となる考え』のことである。
これが、全く関係ない他人の「理念」だったら、お好きにどうぞ!で終わる話である。
ところが「申告納税制度の理念」となると、話がややこしくなる。
「申告納税制度」が、納税者の一人一人に関係しているからだ。
もちろん、この文章を読んでいるあなたもである。
以上より税理士は、他人に「このようにあるべき」という理念を強要する仕事、のように誤解されやすい。
申告納税制度・・・国の税金は、納税者の一人一人が、自ら税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を自ら納付する制度のこと。
□義務教育で学んだこと。
でも、実際は違う。日本国憲法に、こう規定されている。
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」
そう、あなたも義務教育で学んだ「納税の義務」である。
その国民の義務を果たすために、確定申告等が必要である。
あくまでも、「国民の義務が先、税理士の使命が後」である。
税理士は、他人に理念を強要する仕事ではない。
国民の「納税の義務」を果たす手伝いをする仕事なのだ。
それを「使命」としているのである。
□使命を知ると、やさしくなれる
という訳で、誤解されやすい使命を持っているのが、私の仕事、税理士です。
使命上「独立した公正な立場」なので、表向きにあなたを応援できません。
でも、密かにあなたのことを「頑張れ」って思ってます。
もし、そんな使命ある税理士に出会ったら、やさしくして下さい。
□ということで、ここで1曲
人にやさしく - THE BLUE HEARTS
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