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【2022年9月後編】読んだ本・お薦め本

後編です。前編を読んでない人はまず、こちら⇩から読んでください!


4.ラジオ界から見た「人との付き合い方」

深解釈オールナイトニッポン~10人の放送作家から読み解くラジオの今~

著者:ニッポン放送

実は、僕はラジオも趣味として聴いています。

オールナイトニッポン(0も含む)だと、星野源・乃木坂46・佐久間宣行・たまにオードリー
JUNKだと、バナナマンGOLD・ハライチのターン
他にも気になる人の特番だったり、東京03も聴いたりしてます

意外とヘビーリスナー(笑)

ラジオを聴いていると、「作家」という役職の人がいます。

タレントでもなく、ディレクターでもない。

約2時間(オールナイトニッポン)の大体の流れやコーナー企画など、
面白いものを作り上げるスペシャリスト。

この本を読む前は、ラジオの裏が分かるのかな?どのように面白い企画とか思いつくのかな?
ラジオという特別な媒体から、『常軌を逸した何か』が知れるのではと思っていました。

しかし、読んでみると良い意味で裏切られます。

パーソナリティ(タレント)とは一定の距離感を保ちつつ、アットホームな環境・面白いものを共に作り上げる戦友・ほかの仕事を紹介されるための信頼関係づくりetc…

読んでみて分かったことは、
私たちが経験したことのある「社会のコミュニケーション術」を、
ラジオ界を通じて教えてくれているような本です。

作家10人による、「どのようにパーソナリティ(大体タレント)と信頼感関係を築いているか」を語っています。

5.大人になっても学びたい 導入本

自由になるための技術 リベラルアーツ

著者:山口 周

大人になって何を学ぶべきか。

一度は聞いたことがあるかと思います。

「リベラルアーツ」です。 日本語では「教養」と訳されることが多いのですが、本来意味するところは「〝 自由〟になるための〝手段〟」に他なりません。
山口周. 自由になるための技術 リベラルアーツ (p.3). 講談社. Kindle 版.

自由になるための手段と言っていますが、
個人的には「視野を広くするための知識」と捉えています。

人はそれぞれ自分の考えを持っています。
自分の主張はこうだとか、その考えは違うとか、、、

本当に自分の意見ですか?
ネット記事やテレビのニュースを見てコメンテーターが言ったことを模倣していませんか?

ドキッ!!
っとしたあなた、安心して下さい。普通です。

真の自分の意見を持ちたいと思っている人は、
勉強しなければいけません。

人の根幹・歴史・哲学などを学べば自分軸が形成され、
それをベースに自分の意見を言うことが出来ると思います。

著者である山口さんが、自分軸が形成されている人と対談しているという本です。

対談なので、この本で自分軸が形成されるというわけではありません。
この分野を学ぶと、こんな考え方をすることが出来ると思ってもらい、
何か一つでもいいので取っ掛かりが出来たらその分野のおすすめされている本を読んでみる導入部分を担っています。


今月最もお薦めしたい本は?

「深解釈オールナイトニッポン~10人の放送作家から読み解くラジオの今~」です!

作家を職業の人は一部の天才がやるものと思っていました。

しかし読んでみると、はがきを何通も送り続け、出待ちして突撃し、
お金が支払われなくても見学やお手伝いをする。
とてつもない努力家ばかりでした。

パーソナリティに気を使うのはもちろん、
しゃべりやすく台本を書くにはどうしたらいいのか、
本当のパーソナリティの部分を引き出すのにはどのような構成(しかも、面白くなくてはいけない)にするのか。

ラジオの裏側も晒しつつも、人は努力しなければいけないということを教えてくれました。
まさか、自己啓発本だったとは

ぜひ手に取って読んでみてください。
作家さんのこだわりや仕事の向き合い方が分かります。


おわり


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