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脳科学で、記憶力を飛躍的に良くする方法


冒頭に大事な部分をお伝えします。

無意識な記憶の保存期間は1カ月程度といわれています。

最低でも1カ月以内に復習するようにしましょう。

学習した翌日に1回目(の復習)。その1週間後に2回目。さらに2週間後に3回目。さらに1カ月後に4回目。

全部で4回が、脳科学的に最も効率的。

・睡眠 ⇒ 記憶が定着する。

忘れるのは、ふつう。だから繰り返して覚える。

さらに、覚えてすぐ寝ると、記憶が定着する


では、ここから本題です。ザックリと解説

※一番最後に、僕が飛躍的に記憶力を上げた時の、実際の経験談を書いておきます。

▼脳の仕組

・「左脳」と「右脳」

左脳(論理的思考)ロジカル

右脳(直感的思考・空間認知能力)アーティスティックな部分

・配置場所:大脳【大脳皮質/辺縁系/基底核】/小脳

1.脳の外側(大脳皮質):大脳 ←人間らしい脳(前頭葉)人っぽい

2.大脳皮質の内側(辺縁系):大脳←動物的

3.辺縁系の下辺り(基底核):大脳←動物的

4.大脳の下後ろ(小脳)←動物的

・神経細胞(シナプス)

神経細胞が電気信号を送りあって、脳が動いている。

神経細胞同士の接合面がシナプス(神経伝達物質)


▼記憶

・海馬(記憶を司る)大脳皮質に記憶を書き込む

使えば使うほど発達する。例:ロンドンのタクシードライバーは、大きい。

・反復

繰り返すことで、覚える。

長期記憶

元々短気記憶だったものが、シナプス間の伝達物質の行き渡しを何度もやると強く太くなることで、覚える。

短期記憶は、大脳皮質(メモ帳)が処理して、海馬(メモリー)まで持ってこない。だから忘れる。

記憶は、3種類。

エピソード記憶/意味記憶/手続き記憶】

①エピソード記憶:一昨日何していた?⇒忘れる。行動関係は、定着しにくい。

②意味記憶:知識⇒地球は丸い。

③手続き記憶:自転車の乗り方・ボールの投げ方。【一番記憶に残る。】

・睡眠 ⇒ 記憶が定着する。

忘れるのは、ふつう。だから繰り返して覚える。

さらに、覚えてすぐ寝ると、記憶が定着する

DHA(ドコサヘキサエン酸)⇒若干怪しい。まだ正式にわからない。⇒それよりも、脳のメカニズムを使う方が覚える。


▼感情

・扁桃体=過去の経験・記憶と照合

 判断⇒前頭連合野

・神経伝達物質

 ドーパミン(快楽)/欲:食欲・性欲

 ノルアドレナリン(意欲)/

 セロトニン(安定)/不安怒りを安定させる。


▼運動

・基底核(運動のON/OFFをしている):例/ここをケガすると、動きが止まらなくなる。

・小脳(微調整):例:ここをケガすると、鼻を触ろうとして触れなくなる


▼脳の病気

・脳卒中(脳梗塞:血栓が詰まる。/ 脳出血:脳の血管が破裂する。)両方とも治す方法があるが、生活習慣が大事。

・うつ病:24年間で11倍に増えた。まだ、謎の多い病気。恐らく、ストレスで、海馬が傷ついたり、セロトニンが減ったせい。←抗うつ薬

・アルツハイマー:ミクログリア(掃除屋)が、脳の中のゴミ(アミロイドβ)を回収しきれなくなった場合に、破壊行為をして、脳の中が炎症して、判断できなくなる。


▼記憶に関して

無意識な記憶の保存期間は1カ月程度といわれています。最低でも1カ月以内に復習するようにしましょう。脳科学的に最も効率的なのは、以下のような復習スケジュールだと私は考えています。

学習した翌日に1回目(の復習)。その1週間後に2回目。さらに2週間後に3回目。さらに1カ月後に4回目。

全部で4回です。


最後に僕の経験談(記憶力をものすごく上げた方法)

①朝、読書しながら30分散歩 ⇒ 朝日を浴びて、脳を活性化

昼寝 ⇒ 記憶の定着や脳を休ませて、後半に備える。

③1回問題を解いた。⇒翌日にザッと見るだけ。(1回目の反復)

2週間後に反復練習(2回目の反復)

高校入試の問題集を2週間を1セットにして問題を解き、翌日と2週間後に反復練習をしたことで、入試直前の1ヶ月で、偏差値が20ほどアップして、誰も合格すると思っていなかった高校に合格することができました。

あまりにも覚えが悪すぎたので、脳の本を読んで、それを実行することにより、当時はものすごい記憶力が上がっていたのを覚えています。解いた問題は、見ただけで答えがすぐにわかるレベルでした。

参考文献:プレジデントFamily 2014年4月号

参考文献:
ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 脳 (ニュートン式超図解 最強に面白い!!)


参考解説動画:

【脳①】記憶や感情は脳の中でどうやって作られるのか?


【脳②】感情の生まれ方・運動神経の仕組み・恐ろしい脳の病気


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