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アクティブ・リコール
アクティブ・リコールとは、学んだことを意識的に思い出すことで記憶の効率を高める方法です。
アクティブ・リコールを取り込んだ学習法
学習に取り込んだときのフローは、例えば次のようになります。
「アクティブ・リコール」の説明を飛ばし読みします。
記憶が定着しやすい? アクティブリコール勉強法の魅力 | 東京法経学院 資格コラム「アクティブ・リコールとは?」という問いに答えてみます。
もう一度「アクティブ・リコール」の説明を読みますが、もう少しゆっくり読みます。
また「アクティブ・リコールとは?」という問いに答えてみます。簡単に答えられた場合は、問いを増やします。「アクティブ・リコールの効果は?」「アクティブ・リコールの原理は?」「アクティブ・リコールをやりすぎるとどうなる?」問いを増やす際にはオズボーンのチェックリストや5W1Hなどの発想法が使えます。
もう一度「アクティブ・リコール」の説明を読みますが、さらにじっくり読みます。
さらに問いを増やします。
アクティブ・リコールの原理
アクティブ・リコールは、「テスト効果」を利用したものです。テスト効果とは、「読む」「書く」よりも「思い出す(記憶を検索する)」のほうが学習効果が高いというものです。
アクティブ・リコールの効果
記憶が強化されます。より少ない時間でたくさんのことを覚えたり、より長い時間記憶し続けることができます。
理解が促進します。様々な問いを解くことで、多角的に物事を見ることができます。
アクティブ・リコールが適した場面
復習のタイミングでアクティブ・リコールをする
学習している際に、最初の記憶が忘却曲線に従って忘却していきますが、ある程度忘却してから復習することで忘却をキャンセルできるとともに、忘却しにくくなります。その復習のタイミングでアクティブ・リコールをやると効果的でしょう。
【効率よく復習するには?】エビングハウスの忘却曲線 | 学習塾スプラウト | 少人数クラスの学習塾 筑紫野市JR二日市駅より徒歩1分
教科書を読んで覚えきれなくなったらアクティブ・リコールをはさむ
教科書を読んでいるときに、一気に読むと後半部分が前半部分の「妨害刺激」になり、前半部分の記憶が定着しなくなることがあります。妨害刺激とは、矢継ぎ早に情報が入ってくると最初の情報を覚えられないという記憶の性質です。例えば、10桁の番号を10秒間覚えてから、10秒間休憩した後に答えるテストと、10秒間休憩ではなく計算問題を解いてから答えるテストでは、後者のほうがスコアが下がるでしょう。この場合は計算問題を解くタスクが妨害刺激になり、10桁の番号という記憶の定着が妨げられています。これを防ぐためには、教科書を一気に読むのではなく、途中途中でアクティブ・リコールをはさむとよいでしょう。