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小説を書くのって簡単?そんなわけありません!

中村 航 著「これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。」
を読みました。

当たり前ですが、本書を読むだけでは小説を書けるようになりません。
本書に書かれていることを実践する必要があります。


実践してみた

私は小説を書いたことがありません。
そんな私でも小説が書けるようになるのでしょうか?
本書に書かれていることを実践してみました。

まずはペルソナ(読者層)の設定。
次に三分間のブレインストーミングを、数日ですが毎日行いました。
(この辺の詳しいことを知りたい方は是非、本書をご購入ください)

次に小説の設計。


①タイトル案

大学で1000冊の本を読む50の方法(仮)

②小説のウリ

主人公が読書を通じて閉塞感を乗り越える。

③メインプロット

大学生の主人公が1000冊の本を読破することに挑戦し、意外と人生捨てたもんじゃないということに気づく。

④キャラクター

・隆二(主人公):男、大学生、情報学部、本が好き
・円佳(友達):女、大学生、情報学部、ラノベが好き、哲学に興味がある
・健太(友達):男、大学生、本は読まない

⑤ストーリー

【起】
隆二は絶望していた。
滑り止めの大学に入学したものの、無気力な毎日を過ごしていた。
そんな自分が死ぬほど嫌だった。自分を変えたかった。
【承】
たった18年しか生きていない自分ごときの人生、
死ぬほど読書すればこの閉塞感も乗り越えられるのではと思った。
100冊では足りなさそうだ。1000冊くらい読んでみよう。
【転】
読書計画を立てたが、授業の単位が取れるか怪しくなってきた。
お金の問題もある。本の値段を1冊1000円とすると、100万円必要になる。
バイトでそんなに稼げるだろうか?
そもそもバイトの時間を増やし過ぎると、読書する時間が減るという問題もある。
【結】
読書を通じて、意外と人生捨てたもんじゃないということに気づいた。


これが果たして面白い小説になるのか?
という疑問はありますが、ひとまず小説を書く準備は整いました。
個人的に一番気になっているのは
②小説のウリ
が弱いということ。
もっとストーリーに緩急がないと小説として面白くありません。
(※上記の小説を実際に書いて完成させるかどうかは未定です)
↓ 小説書きました。↓

小説を書くのが簡単なわけがない!

大前提として、小説を書くというのはものすごく大変な作業です。
小説を書けない、と悩む人も大勢います。

「本書を読めば長編小説が簡単に書けるようになる」
と考えるのはさすがに甘いです。

しかし、小説を書いたことがない私でも
ここまでプロットを作ることができました。

闇雲に小説を書こうとして苦しむよりは、
先に本書を読んでおいた方が
圧倒的に楽に小説を書けるようになるでしょう。

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