微笑みの海
伸びた草に新しいお願い、開くな瞼
近くの薬局、目に迫る
夕日の赤はとってもとっても赤い赤
とってもとっても赤い赤がからだに入り込んで
隙間なくピッタリ体中を滴ってる
線路はもうそろそろ終わりが見えてお別れの海
水上ではなし得なかった音楽が体中を渦巻く
海になってからは緑の丘が少し退屈に思えて、
体が動かなくならないように五線譜を引く
連絡が取れる間ずっと誰もが分かっていた
ぐるぐる回る微笑みの海を
私たちはみんなで後にして、
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