マガジンのカバー画像

マーケティング基礎講座

243
運営しているクリエイター

2024年11月の記事一覧

【マーケ基礎】お客さまを熟知すれば、何でも売れる。

商売人であれば、 扱う商品を熟知しているのは当然のことです。 商品を知り尽くしているからこそ、 良いところをアピールして、 売り上げを伸ばすことができるのです。 しかし、どれだけ自信を持って売ろうとしても、 売る相手のことを知らなければ、売れません。 何をどんな時に欲しているのか? どうすれば喜ぶのか? お客さまを熟知していれば、 どんなモノを、いつ提供して、 どのようにアピールすればいいのか、がわかってきます。 歴史を重ねた夫婦のように、 相手が何も言わなくとも、

【マーケ基礎】売れている商品=看板商品ではない。

売り上げアップを図るには、 看板商品の存在が不可欠です。 これは言わずもがなのことですが、 あなたのお店には看板商品があるでしょうか。 「もちろんあるさ」と自信満々で言ってくれるのなら、 何も問題はありません。 ところが、ほとんどのお店に看板商品はありません。 “あのお店のこの商品”と、 指名買いで来てくれるお客さまは、 なかなかいないものです。 そこまで目立った商品があるなら、 マスコミやネットで話題になっているはずです。 「一番売れている商品は○○だから、これ

【マーケ基礎】従業員教育を手抜きするな!

先日、自転車用のパイプガレージを ホームセンターで購入しようとした際のこと。 店員さんを呼んで、 「展示してある、  このガレージの説明書きはどれですか?」 と、4枚あるPOPを指差して聞きました。 店員さん「これは2台用ですね」。 私「そういうことではなくて、   この商品の説明はどれなのかを聞きたいんですが」。 店員さん「これは2台用なんですが……」。 私の聞き方が悪いのかと考えましたが、 変な聞き方はしていません。 仕方がないので、「これはいくらですか?」と

【マーケ基礎】“早い者勝ち”を忘れてはならない。

どれだけ優れた商品・サービスを提供しても、 動きの遅いビジネスは成功の可能性が低いものです。 逆に、“そこそこ”程度の商品・サービスであっても、 いち早く世に出し、真っ先のPRしたところは、 成功の可能性が高くなります。 『巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に如(し)かず』。 孫子の兵法にも登場する言葉です。 マーケティング理論においても、 「No.1」になることの大切さを説いています。 「地域で一番になれ」「カテゴリーで一番になれ」。 これはビジネスの規模のことで