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マーケティング基礎講座

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2023年7月の記事一覧

【マーケ基礎】お客さまは、アイデアマン。

勉強を忘れず、努力を怠らず。 日々精進し続けている。 しかし、“成功”のふた文字は、いまだ見えてこない。 そんな店主が結構おられます。 まだ勉強が足りない、もっと努力しろ……と、 ひと言で片づけるわけにはいきません。 勉強の仕方、努力の方向が 間違っているだけかもしれません。 もっと効率良く勉強・努力することが できれば良いのですが、 そんな方法はありません。 それは、“やり続けること”によってのみ、 見つけることができるものです。 『継続は力なり』。 迷いが

【マーケ基礎】お買い物では、男性にも楽しい場所を!

百貨店の休憩場所、 ショッピングセンターのフードコート、 スーパーの駐車場に止めた車の中。 こうした場所に必ずいるのが、 ひとりでボーッとしている中高年男性です。 買い物中の奥さんを待っているのです。 どうも、この年代の男性は、 あちらこちら歩きまわることが苦手なようです。 私は、興味本位でついていきます。 というより、率先して買い物する方なので、 楽しい時間だと思っていますが。 以前どこかに、こうした男性向けに、 コーヒーサービスやカフェを 併設する案を書いたと思い

【マーケ基礎】心を動かす表現テクニック。

「甘みたっぷり。朝採れ大根」 「サラダにすれば、果実のような甘さがお口いっぱいに。  太陽降り注ぐ山下さんちの農園で、  今朝収穫した、ピチピチ大根」 どちらが美味しそうでしょうか? 長ったらしい説明ですが、 後者の方が買いたくなりますよね。 健康に育てられた、 甘い新鮮な大根だということが伝わるからです。 このように、同じ「美味しい大根」でも、 売りの言葉によって、印象も違い、 売り上げを大きく左右します。 良い商品を扱っている自負があるなら、 もっと表現テクニ

【マーケ基礎】お店の“売り”には、こだわりを!

あなたのお店の“売り”は何ですか? そう聞かれて、即答できるでしょうか。 品質の良い商品? 味? 安さ? 技術? 接客? 雰囲気? そのどれかに当てはまるとして、 具体的に説明できますか。 たとえば、「ベトナム雑貨」を“売り”にするお店。 ベトナムで安く仕入れた、 お洒落に見える小物をたくさん揃えているお店があれば、 注目されて、一時的に流行るかもしれません。 しかし、やはり品質的に問題があるため、 徐々にお客さまは離れていきます。 そこで、現地では高級品とされ

【マーケ基礎】「隣り合わせの法則」で売れ!

この法則のわかりやすい例としては、 スーパーの茄子売り場の横に、 中華料理の素「麻婆茄子」を陳列しているのがそうです。 じゃがいもや玉ねぎの近くに「カレールゥ」 白菜や大根の近くに「キムチの素」。 このように、料理メニューとして関係する食材を 隣り合わせで陳列することで、 その相乗効果によって、売り上げを伸ばします。 これらは直接関係する商品どうしですが、 一見扱うお店が違うようなものでも、 関連性を持たせてアピールすれば、 双方が売れるようになります。 古くは、美容