読書記録〜学校のセンセイ
やっぱり小説好きだな。
この、なんとも言えない感じ。すごくいい。
劇的に何かが起こったりするわけじゃなく、日常に近くて、「普通」の人の話。
安心感?なんだろ、後書きのとこに、クセになる、ってあったけど、正にそんな感じ。
学校ものは、ドラマとかでもなんかあんまり好きじゃないし、、熱血ものとかだったらやだな〜とか思いながら読み始めたけど、全然違った。
特別何かを学んだ感じもないし、何か解決したわけでもないけど、なんかスッキリしてる。読了がすごいいい。
先が読めない話が好きなのかと思ってたけど、そもそも、先を読む必要がない、こういう雰囲気、いいな。
名古屋にななちゃん人形なるものがあること、コメダ珈琲が名古屋発祥なこと、名古屋駅の仕組み、ツィギー、、とか全然知らんかった。
知らんくてもいいし、多分、忘れるけど、こういう何気ない、ヘェ〜ってなんか好き。
色々終わって、大学卒業まで後半年くらい、多分人生で最後のモラトリアム期間。
旅に出たり、色々なんか身に付けたり、勉強したり、、あるけど、こんなに毎日自由に何にも気にせず、好きな本、好きなだけ読める機会なんてなかなかない。
読書って、いつでもできそうで、意外となかなかできん。
この自由すぎる期間を、読書だけするって、すごい贅沢。めっちゃ幸せ。
ありがてぇ。。
ちょっとだけ、本に、物語に、溺れてみよう。
なんかすごいワクワクする。