【バッグの中身もステキに!】ワンランク上の小物使い
ハンカチの女性らしい使い方
最近、デパートやレストラン、オフィスビルなどのお手洗いには、洗った後の手を乾燥させる機械がついています。もしくは、紙のタオルなどが置いてあります。
そのためか、ハンカチを持っていない人をよく見かけます。これら備え付けの手の水滴をとるものが付いていないお手洗いでは、手を振って乾燥させたり、自分の髪の毛で何気なく手を拭いている人もいます。
これは、美人オーラをつくることを目指す私たちには、良くない方法だと思います。
やはり、毎日、キレイなハンカチを持ち歩くことが大切です。しかも二~三枚。私の考えでは、ハンカチは、女性を上質に見せてくれる良い小道具です。
たった一枚の布が、あなたをワンランク上の女性に見せてくれるのですから、使わないのはもったいないですよね。
なぜ、ハンカチが一枚ではいけないのか? ハンカチには、いろいろな用途があります。主なものには、
①手をふく ②汗をぬぐう ③ひざかけに使う、この三つがあげられます。これらの用途それぞれに合わせて、大きさやデザインの違うハンカチを持ち歩くと便利です。
私は、花柄や刺しゅうの入った上品なデザインのハンカチをおすすめします。もっとエレガントな印象にしたい人には、真っ白なレースのハンカチがおすすめです。
いずれにしても、ハンカチで手を拭くことや、汗をぬぐうことは、女性らしいしぐさの一つなのです。これからは、美しいパステルカラーの上品なハンカチを買って、女性らしさを演出しましょう。
なお、汗をぬぐうハンカチは、夏の暑い時期は、小さなタオルでもかまいません。清潔感という意味でも、手を拭くものと汗をぬぐうものとは、わけた方が良いと思います。
化粧ポーチの美しい使い方
雑誌で「化粧ポーチの中身を拝見!」という特集が組まれるほど、他の人がポーチの中に何を入れているのか?興味津々な人が多いようです。
食後や夕方の化粧崩れを直す時などに、どの程度、化粧品を使うかによって、入れているものは違うはず。さらに、デートがある日は、普段以上にキレイにしたいから、ポーチの中に入れる化粧品を増やしますよね。
家で使っている化粧品を、すべて持ち歩いている人もいます。でも、化粧品だけでバッグが満タンになってしまいますよね?私がおすすめしたいのは、いかに荷物を軽くして、最大の効果を出すかを考えて、ポーチの中身を見直すことです。
少ない荷物で最大の効果を!
かさばる化粧品を、いかにコンパクトにまとめるか?その方法の一つが、口紅をパレットに入れることです。
口紅パレットは、私が長年愛用しているものです。ブランド商品でもなく、化粧品雑貨店で買ったもの。八〇〇円くらいです。でも、十二種類も口紅を入れることができるのです。
口紅を十二本もポーチに入れて持ち歩くなんて大変ですよね? 行く場所や、朝と夜で口紅の色を変えたい人には、パレットはおすすめですよ。
パレットに口紅を入れる時、ドライヤーを使って溶かして入れる人もいますが、これはおすすめできません。ドライヤーの熱によって、口紅の品質が変わってしまうのです。ヘラなどでとって、パレットにつめるだけでOKです。
あと肝心なのが、ポーチの美しさ。気に入って買って、長く使っていると愛着が出てきて、なかなか買い替えることができませんよね。でも、ポーチは結構、人から見られているのです。
バッグから出して、鏡の前でお化粧直しをしたり、お手洗いへ行くときにポーチだけ持って行ったりしますね。
長い間使っているポーチは、使い勝手が良いため、買い替えの時期がわからなくなります。毎日見ているものだから、どれだけ傷んでいるかも案外、気付かないものです。
だから私は、妹にポーチを見せて、判断してもらうようにしています。妹は客観的にそのポーチを見ることができるので、傷み具合が良くわかるのです。
妹が見て、「もう買い替え時だよ」と言ったら、新しいものを買うようにしています。たまにしか合わない人の目は、結構正しいのです。
化粧道具のお手入れ法
多くの人にメイクをするメイクアップアーティスト。今まで私が会ってきたプロたちは、ほとんどのメイク道具がピカピカです。
私たちより、メイクさんの方が、頻繁にメイク道具を使っているはず。それなのに、使っているメイク道具がピカピカになっていることに、私はびっくりしました。
どうしてそんなにキレイなのか?聞いてみました。すると「すぐに拭いている」とのこと。
実際に、彼女たちの動きに注目していると、ビューラーなどを使ったら「すぐに」ティッシュで丁寧に拭いているのです。このひと手間が、大きな差を生む。このひと手間によって、メイク道具はいつでもピカピカになっているのです。
でも、よく考えたら、これは当たり前のことなのかも知れません。だって、彼女たちはその道具によって、仕事をしているプロです。大切な商売道具をキレイにしておくのは、プロとして当然でしょう。そのメイク道具があって、はじめて人をキレイにしてあげることができ、仕事が成り立つのですから。
メイクさんがメイク道具をキレイにするのも、野球選手がグローブを磨くのも、お寿司屋さんが丁寧に包丁を研ぐのも、どれも同じこと。すべては、その仕事と道具への愛なのだと思います。
何もこれは、プロだけに限りません。私たちだって、メイク道具によってキレイになれるのだから、もっとメイク道具に愛を持ったほうが良い。汚れた道具を使うより、ピカピカの道具の方が、断然キレイになれるだろうから。
⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと
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