【チャンスをつかもう!】まず「〇〇!」と言う
チャンスの神様に後ろ髪はない
たとえば上司から、大変そうだけれどやりがいのある仕事を頼まれたとき、あなたがとっさに取るのはどちらの対応ですか?
A「はい、やらせてください」と言ってすぐに引き受ける
B「私でつとまるでしょうか。少し考えさせてください」と答えてよく考える
あなたが自分の実力を伸ばしたいのであれば、言うまでもなくAのやる気に満ちた対応を取るべきです。Bの対応で答えを保留にした人はチャンスを逃し、そのチャンスは他の人のところに行ってしまいます。
そして、その人に同じチャンスは二度とやってきません。
「チャンスの神様に後ろ髪はない」という西洋の格言は、ご存じの方も多いでしょう。この格言は「チャンスの神様には前髪しかないので、自分に近づいてきたときにパッとつかまなければつかめない。通り過ぎた後につかもうと思っても手遅れだ」という意味です。
仕事のペースが10倍?!チャンスは逃さず、自分を「レベルアップ」
この提案を実践している私のスクールの生徒さんたちは、チャンスをつかんで、みなさん仕事力がどんどんアップしています。
ロボットの研究をしている大学院生のMさんは、自分の研究や論文執筆のために、最先端の論文を読んで勉強しています。それまでは、自分の力量では1日に論文1本読むので手一杯と思っていたけれど、私の提案を聞いて以来、教授からの仕事の依頼を全部「はい!」と言って引き受けるようにしたそうです。
すると3か月後、Mさんは嬉しそうにこう報告してくれました。
「以前は、論文を1日1本読むのが精一杯だったのに、今は1日10本スラスラ読めるようになりました。しかも全部楽しくやれているので、1本しか読めなかった頃の自分ってなんだったんだろう?と思います」
仕事のペースが3か月で10倍になったMさんは、教授からの評価もさらに上がり、次々に重要な仕事をまかせてもらえるようになったそうです。
仮に、10レベルの力が必要な仕事の依頼に対して、現時点での自分の実力が8レベルだったとしても、まずは「やらせてください」と引き受けることが重要です。その場合は、その仕事が始まるまでに8と10の間を埋められるように、しっかり努力をすれば良いのです。
もし、「力不足なのでできません」と断っていたら、8レベルのまま。でも、その仕事を引き受けることによって、10レベルにアップするのです。
仕事の依頼というのは、今の自分の力量にちょうど良いものしかやってきません。なぜなら相手はその人のことをよく見ているので、その人の力量に合わないもの、つまり「できないだろうな」と思うことを「やってくれ」とは言わないからです。
冷静かつ客観的に判断されて、「彼女だったらできるな」と思うから依頼されるのです。だから、それを「できない」と断っていては、自分の能力を伸ばすチャンスを自ら逃していることになるのです。
まずは、チャンスは特別な人だけに訪れるのではなく、いつもあなたの目の前を通っていることに気づきましょう。そして、今もらえるチャンスは決して逃さず、しっかりつかんで、どんどん「レベルアップ」していきましょう。
⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと
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