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名前を覚えましょう~出入り業者さんの名前、知っていますか?

名前を呼ぶだけで、こんなに頼みやすくなる!

私は大学生の頃、某テレビ局で学生アルバイトとして働いていました。そのとき、社員に「学生さ~ん」と呼ばれることが、とてもイヤだった覚えがあります。

23~24歳の新入社員に呼ばれると、「あなたも、つい最近まで学生だったでしょ」と思っていました。
それ以来、私はどんな人でも名前で呼ぼうと決めたのです。

たとえば、私の会社では、毎日来てくれる宅配便の担当者の名前を呼んでいます。

「〇〇さん、いつもありがとうございます」
「〇〇さん、今日は荷物が多いけどよろしくお願いします」

あなたは、宅配便の担当者や、清掃スタッフなど、日ごろからお世話になっている出入り業者さんをきちんと名前で呼んでいますか?

オフィスで「バイトさ~ん」「派遣さ~ん」などの呼び声が飛び交っていませんよね?  

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もしそんな職場で働いているなら、まずはあなたから改善してください。人の名前を覚えるのは当たり前のことです。相手を「バイトさん」「派遣さん」などと呼ぶのは、とても失礼なこと。

ネームプレート(名札)をつけていれば、名前を知らなくても見ればわかります。名札をつけていなければ、相手に名前を聞いてください。彼らのおかげで自分の仕事が成り立っていると考えると、横柄な態度は取れないもの。名前で呼ぶのは当然ではないでしょうか。

私の会社では、宅配便の担当者が猛暑の中来てくれたときは、冷たいお茶やジュースを渡すこともあります。また、お中元やお歳暮でいただいたお菓子を「お福分け」することも。贈答品を運んでくれたのは彼らですからね。

私は、レストランのサービススタッフさんも、肉屋のおねえさんも、スーパーのレジの担当者も、みんな名前で呼ぶようにしています。

「〇〇さんて、珍しい名前ですよね」
「〇〇さんて初めてだけど、新しく入ったのですか?」

そんな一言でもいいのです。私は、どこでも誰とでもコミュニケーションをとっているから、みんな私のことを覚えてくれて、いつでも笑顔で対応してくれます。

日常生活の中で笑顔を交わす機会が増えると、毎日が楽しくなると思いませんか?

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コミュニケーションを深めつつ、名前も覚えられるマストアイテム

相手の名前を覚えるために、私は名刺をいただいたら、その裏にその人の特徴を書くようにしています。もちろん、その場で書くのは失礼なので、オフィスへ戻ってから書くのです。

でも、やりとりをしている担当者の、その下で働いている人が数人いる場合など、人数が増えると覚えるのも大変。会社に訪問してたまたま会ったときなどに、相手の名前が出てこないと困ります。

そんなときのために私はスタッフの皆さんと機会を作っては集合写真を撮るようにしています。そして、写真の下に名前を書いて覚えるのです。

名前を覚えるだけでなく、その写真を相手に送れば、それでまた相手と交流ができます。

コミュニケーションを深めるのに、写真はかなり有効なアイテム。今はスマホですぐに写真が撮れますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

名前と名刺のワンポイント

・名前はその人そのもの。名前を間違えるのは相手を軽んじていることにつながり、とても失礼な行為です。手紙や荷物の宛先を書くときも、間違えないように気をつけましょう。名前の漢字を間違えて書かれるのは、想像以上に気分が悪いものです。

ビジネスにおいて、名刺はその人の分身。汚れたり曲がった名刺を相手に渡すのは、はずかしいことです。名刺の名前は相手の顔と同じことなので、名刺をいただくときは、文字の上に指がかからないようにします。

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