2022年6月に神社で見つけた心に響く言葉
皆さん、こんばんは。
6月最初の日曜日の夜は如何お過ごしでしょうか?
私は心が何となくザワザワしています。
でも、今と未来を信じて自分の出来ることを探求中です。
さて、ほぼ毎月、定期的にご紹介している東京都神社庁に置かれている「神社で見つけた心に残る言葉」シリーズの六月「水無月」の生命の言葉をご紹介したいと思います。
なぜ水無月と書くのか?
ちなみに六月は梅雨もあり雨がよく降る月なのに水無月と書くの不思議に思ったことはありませんか?ネットで調べたところ2つ出てきました。
2022年6月の言葉は
神は垂るるに祈祷を以て先と為し
冥は加ふるに正直を以て本と為す
となります。こちらの言葉は東京都神社庁のホームページから確認することができます。東京都内にある1,398の神社を取りまとめている団体です。
となります。訳は以下の通りです。
神より御恵みを授かるには祈りと正直が第一である。
となるそうです。この言葉の根底にあるのは
「浄明正直」
と言う神道の根本を表わす言葉の一つだそうです。私も知らなかったのでまずは短冊の解説を一部要約引用します
いやー難しいですよね。なかなかキレイごとだけでは生活できないのではと感じます。
会社や日常生活を生き抜く中で、正直で貫いていくのは容易ではないと感じています。
これを書いていて、ふと小学校2年生の「きむきむ」少年の下記の経験を思い出しました。
まあ、今なら
「そんなに気前よく友達にあげらえる『きむきむ』少年ってすごいな」
って声をかけられますが当時は苦い思い出でした。
人に優しく正直に生きることは息苦しいし、こちらが誠実に対応しても相手がそう応えず不快を越えて怒りを覚えた時も何度もありましたが、まあ「棒ほど願って針しか叶わない」のかもしれません。
他人に期待せず、諦めず淡々と自分の生きたい方法で生きるのが良いのかもしれません。
学校や企業では「結果責任」が基本だと思いますが、人生を生き抜いていくには晴れの日もあれば雨の日もあり「過程重視」の方が生きやすいのかもしれません。
この言葉の出展
脱線してしまいましたが、最後にこの今月の言葉の出展をご紹介したいと思います。
倭姫命世記
です。これは伊勢神道の根本経典の神道五部書の一つだそうです。
日本の元号の一つ神護景雲2年(768)に禰宜五月麻呂という人の著書と言われていますが、
それは偽物で実際は、建治・弘安(1275~1288)のころ、伊勢外宮の神官の渡会行忠が書いたものそうです。
天皇・上皇などの貴人が外出先から居所に帰還することについて書かれたもののようです。
この倭姫命世記を解説していると思われるサイトを下記の通り見つけました。非常に私には難しく感じましたが、ご関心があればご覧になるのも良いかもしれません。
ちょうど、蒙古(元)が日本に攻め込んできた文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)とほぼ重なりますね。
毎日、私も数えれ切れない穢れを行っていると思いますが、
今月末には「夏越の大祓い」もあることですし、少しでも曇りのなき眼で物事を見極め、偽りを最小限に抑えた人生を送れることを心掛けていきたいと思います。
ということで、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
いつもありがとうございます!
今日のサムネイルは以前行った京都の貴船神社で撮影したものです。
また次回の記事で会いましょう!
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