“プロフェッショナル”の語源を知っていますか?
こんにちは、イデトモタカ(@idetomotaka)です。
「プロフェッショナル」の語源を知っていますか?
今回は「シン・フリーランス=新時代のプロフェッショナル」として生き抜いていくための「スキル」について考えます。
「サバイバル・スター」の解説は、こちらをご覧ください。
■5秒で読みたい人向けまとめ
■フリーランスに求められる汎用スキルとは
フリーランスは基本的に、なんらかの専門スキルを土台にビジネスを展開します。デザインだったり、プログラミングだったり、ぼくのようにライティングだったり。わかりやすいのは資格系(税理士、社労士など)ですね。
それぞれ分野も求められる力も異なりますが、実際には全員に共通して重要な汎用スキル* が存在します。
そのなかの一つは、大量の情報をインプットし、それらを自分の専門スキルに関連付けるスキルです。
「情報率」について詳しくは、上記noteをご覧ください。
■ 「これができる」をいつ公言するのか
冒頭でプロフェッショナルとは、自分は何ができて、何ができないのかを「公言(プロフェス)する」ことだと言いました。
しかし、フリーランスの仕事の発生は、だいたいが紹介や、偶然の出会い、ライトな相談などからです。「自分はこんなことができる!」と演説する機会も、スティーブ・ジョブズのようなキーノートスピーチをすることもありません。
さらにオンライン化が急速に加速してからは、最初から最後までZoomやTeamsで完結することもめずらしくなくなりました。
では、ぼくらはいつその仕事をするのに相応しい、この人になら任せられると「公言」できるのか。答えは「会話のなかで」です。
■会話から相手の奥行きを探る(探られる)
付加価値の高い仕事(=情報率の高い仕事)ほど、実行する前に「わからない」ことが多いです。つまり、相手(クライアント)は「わからない」の海に漕ぎ出すのが不安です。
そのとき、ぼくらがどれくらい「大丈夫」と安心させられるのか。暗い海に光を灯せるのか。それを会話によって(相手から)確かめられます。
それには、専門分野の知識・経験だけでなく、より広範な見識が期待されます。そのためには日常的な大量のインプットが欠かせません。その場に適した、たった1の知識を使うために、100の知識が必要です。
■変な角度(謎理論)から攻める
情報は独自性が高いほど価値があります。すでに仕事をこなせる専門スキルがある前提ならば、自分なりの「謎理論」を構築するために、あまり一般的ではない情報源を追求していくのがおすすめです。
ぼくの場合、コピーライター、マーケターとしてフリーランスで活動していましたが、20代前半は吉本隆明、後半は内田樹、30代になってからも色々な思想家と呼ばれる人たちの本を好んで読んでいました。
直接的にビジネスのためになることは書いてないのですが、だからこそ、自分の専門と関連づけすることができたなら、会話に他の人にはない角度からの発想や提案、根拠が出せます。そうすると、相手には単純な尺度で比べる対象がなくなりますので、ユニークになります。
それだけで無条件に選ばれるわけではありませんが、雑多な群のなかから、頭一つ抜け出ることは違いありません。
■学び方を学びつづける
最後に、これまでの話をまとめて「どうするのか」ですが、答えはシンプルに読書です。そして最近だとオーディオブック。
読書にしても、オーディオブックにしても、それをどう使うのか、どういう方針やルールで活用するのかは、考えても考えても、一朝一夕には答えが出せないほど、奥深いです。だからこそぜひ、考えてください。
なにを学ぶかより、(学ぶことを)どう学ぶのか。一段上から常に考えるようにすると、さらに多くを学べます。
一つ言えるのは、読書に向いている本(内容)と、オーディオブックに向いている本(内容)は、確実に違います。それも踏まえて、なにをどう学んでいくのか。ぼくも随時研究報告していきますね。
■まとめ
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。また書きます。
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■このnoteが本になりました
このnote「シン・フリーランス」の内容をベースにした、これからのフリーランスの生き抜き方を解説した本が出ました。ぜひご覧ください。
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